【一生使える投資の知識】初心者向け米国ETF(VT,VOO,SPY,QQQ),海外ETFのおすすめはこれだ!

投資道
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海外ETFとは:米国ETFを含む海外ETFとは

まずはじめに、「 ETFって、なんすか?」 という方、詳細を解説している下記の記事をご覧ください。国内市場の東証に上場している国内株ETF、海外株ETFのおすすめも紹介していますので、要チェックです。

【一生使える投資の知識】初心者におすすめETF銘柄はこれだ!国内ETFと外国ETF 10選 (東証上場のETF)

簡単に言うと、海外ETFとは、外国の市場に上場している投資信託(ファンド)であり、株式のように、市場営業時間内であれば、いつでも、何度でも、指値や成行きの売買取引が可能な金融商品となります。

ジュリア
ジュリア

とは、いっても、「そんな暇じゃないんすけど~。なんかめんどくさいぞ。」という方には、定期積立て設定ができるネット証券もあるので、そちらがおすすめっすね。

海外ETFのメリット

  • 低コスト:経費率が小さい➡保有期間は、毎日かかる信託報酬率が投資信託より小さい
  • 市場価格が常時変動する、指値,成行で売買可能➡営業時間内に株式と同様何時でも売買可能
  • 分散投資可能➡投資信託と同様に1銘柄で分散投資が可能
  • ネット証券によっては買付手数料無料➡無料対象のETFが限定されているが無料となる

株式と同様に、常に市場価格が変動しているため、売買するタイミングによって約定価格が変動します。それに対して、投資信託の売買価格(基準価額)は、一日一回、市場取引終了後にしか分かりません。

リアルタイムで変動する市場価格を見ながら、売買することが可能ということが、投資信託と異なる点です。

最近では、数年前までは、あまり出来なかったが、定期的に積立投資が可能なネット証券が増えてきましたので、より一層、ETFのメリットを生かすことができるようになりました。

海外ETFのデメリット

  • 国内ETFよりも売買手数料が高い➡ネット証券によっては限定銘柄で無料,キャッシュバック有
  • 投資信託より少額投資ができない➡投資信託のように100円からの少額投資ができない
  • 分配金に外国10%と国内20.315%課税される➡NISAを利用すれば20.315%を非課税化可能、外国税10%は非課税化不可(一般口座,特別口座の場合:外国10%は非課税可能だが,国内20.315%が掛かる。どちらにしても、完全非課税化は不可能)
  • 分配金が自動的に再投資できない➡投資信託は自動再投資の設定が可能
  • 為替手数料が掛かる➡米国ETFの場合、米ドルが必要でドル-円交換手数料が必要(証券会社によって手数料が異なる)

デメリットが多いように見えますが、米国ETFは、経費率が低く、長期投資を前提にしている方には、保有期間が長いほど、投資信託よりも経費率が低いということが、最大のメリットとなります。

銘柄検討するとき、毎日信託報酬として、掛かる経費率が、限りなく低いに越したことはありません。

米国市場に上場している米国ETF(アメリカETF)おすすめ10選はこれだ!

世界の主要な株式市場のなかで、時価総額で世界一の市場は、米国市場であり、その時価総額は、48.2兆ドル(2021年5月)で世界市場の42%を占め、間違いなく世界最大であります。

しかも、長期的に経済成長を持続し、先進国の中でも数少ない人口が増加している国、また、技術革新を起こすベンチャー企業も多く、将来性、成長性、経済規模、どれをとっても、最も有望な投資地域といっても過言ではありません。

ニューヨーク証券取引所
出所:David VivesによるPixabayからの画像

株式インデックス型 米国ETFと海外ETF 10選

海外ETFと言えば、まず、米国を投資対象とした米国ETFを何といっても、おすすめします。米国ETFを基軸として、全世界株式インデック型ETF、それ以外の外国株式インデックス型ETFの中から、10銘柄を抽出したものを図1に示しています。

スクリーニング(絞込検索)条件として、経費率、純資産総額、リターン、乖離率ほかを重視した結果下記の10銘柄を抽出しています。これを見れば、投資対象地域と株式指標等が、一目瞭然ですね。

株式指数をS&P500インデックスと連動するよう運用しているETFであれば、ほぼ同じ企業に投資していることから、どれを選択しても大差ないものです。

また、下表を参照することで、経費率、純資産総額、市場価格、基準価額、インデックスとの乖離率、ほかが分かります。

例えば、ティッカー:VTのETFは、この銘柄1口=104.49米ドルで、米国株式に60%+全世界の株式に分散投資することが可能となります。 

つまり、全世界に分散投資することで、リスクを抑えつつ、そこそこのリターンも期待できるという優れたETFと言えるのではないでしょうか。

米国ETF,海外ETF
図1. 米国ETF,海外ETF 作成:無限ロード

株式インデックス型の 米国ETFと海外ETF 10選の主要データ

下表のETFは、全てインデックス型のETFであり、それぞれのベンチマーク(株式指標)と連動するような運用が実施されている金融商品となります。

これらの10銘柄のETFは、莫大な純資産総額、高いトータルリターン、経費率の低さ、どれをとっても、優秀な実績を実現しているものです。

NO.1:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF:VT

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF:VTは、世界最大級の資産運用会社である、米国のバンガード社が提供するインデックス型ETFで、世界48か国に及ぶ約7,500銘柄から算出した株価指数(ベンチマーク)である、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する成果を目指しているETFです。

因みに、FTSE®グローバル・オールキャップ・インデックスとは、イギリスのロンドン証券取引所グループ(LSEグループ)の子会社であるFTSEインターナショナルが、算出する株価指数である。

つまり、VTの1銘柄のみで、世界し中の株式に投資しているのと同じ分散効果を得ることが可能となります。具体的には、米国株式に60%、欧州16%、アジア11%、新興国などに分散投資しています。

VTは、純資産総額が2兆円以上あり、3年トータルリターン(年率)14.2%、経費率0.08%と、どの観点からみても、申し分ない優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSEバンガード
トータルワールド
ストックETF
ティッカーVT
純資産総額(十億USD)22.013
3年トータルリターン
(年率)
14.2%
基準価額(USD)104.31
終値(USD)104.49
経費率0.08%
乖離率52週平均0.1%
直近分配金利回り1.93%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

もっと詳細を知りたい方は、バンガード社ウェブサイト下記リンクをチェックしてください。

Vanguard ETF Profile | Vanguard

NO.2:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF:VTI

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF:VTIは、CRSP米国総合指数をベンチマークとし、それと連動する投資 成果を目指しているETFです。

CRSP米国総合指数は、米国の株式の約3,500銘柄から構成され、米国株式市場ほぼ全体を投資対象としています。S&P500は、米国市場を代表する500社の株価を元に算出されるベンチマークであることから、S&P500よりもさらに、分散投資を実施していることになります。

VTIは、純資産総額が、ざっくり28兆円以上という超巨大なETFで、3年トータルリターン(年率)18.24%、経費率0.03%と、VTよりも更に低コストであり、申し分ない優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSEバンガード
トータルストック
マーケットETF
ティッカーVTI
純資産総額(十億USD)257.442
3年トータルリターン
(年率)
18.24%
基準価額(USD)225.88
終値(USD)225.88
経費率0.03%
乖離率52週平均0.02%
直近分配金利回り1.2%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

もっと詳細を知りたい方は、バンガード社ウェブサイト下記リンクをチェックしてください。

Vanguard ETF Profile | Vanguard

NO.3:バンガード・S&P500ETF:VOO

バンガード・S&P500ETF:VOOは、全米を代表する500社の大企業の株価を元に算出したS&P500をベンチマークとし、それと連動する投資 成果を目指しているETFです。

VOOは、純資産総額が、ざっくり24兆円以上という、これも超巨大なETFで、3年トータルリターン(年率)18.33%、経費率0.03%と、VTよりも更に低コストであり、申し分ない優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSEバンガード
S&P500ETF
ティッカーVOO
純資産総額(十億USD)238.454
3年トータルリターン
(年率)
18.33%
基準価額(USD)400.41
終値(USD)400.37
経費率0.03
乖離率52週平均0.01%
直近分配金利回り1.33%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.4:iシェアーズ・S&P500ETF:IVV

iシェアーズ・S&P500ETF:IVVは、世界最大級の資産運用会社である、ブラックロック社が提供するETFブランドである【iシェアーズ】シリーズのETFです。

ベンチマークは、上記と同様S&P500であり、それと連動する投資 成果を目指しているETFです。したがって、VOOと類似したETFということになります。

IVVは、純資産総額が、ざっくり29兆円以上という、これまた超巨大なETFで、3年トータルリターン(年率)18.32%、経費率0.03%と、VTよりも更に低コストであり、申し分ない優秀なETFであることが分かります。
VOOとほぼ同様ですが、基準価額、市場価格が若干IVVの方が高い状態になっています。
2021/07/09 市場:NYSEiシェアーズ
S&P500ETF
ティッカーIVV
純資産総額(十億USD)292.112
3年トータルリターン
(年率)
18.32%
基準価額(USD)437.4572
終値(USD)437.410
経費率0.03%
乖離率52週平均0.01%
直近分配金利回り1.12%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.5:SPDR・ポートフォリオ・S&P500高配当株式:SPYD 

SPDR・ポートフォリオ・S&P500高配当株式:SPYDは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・マネージメント社が提供するブランドでスパイダーシリーズのETFです。

ベンチマークは、S&P500高配当指数であり、S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄の成績から算出する指標であることから、配当利回りを重視したETFということになります。

下表では、分配金利回りが、3.97%と、10選中で1番高い数値になっています。これをどうとらえるかですが、結局、トータルリターンが7.64%で、上記のETFよりは劣っていますね。分配金は、純資産総額から出されているため、資金流入額が増加し続ければよいのでしょうが、そうでなければ、基準価額にも影響を与えかねません。 。

SPYDは、純資産総額が、純資産総額が、約5170億円で上記のETFよりは少ないようですが、純資産規模的には十分なレベルです。3年トータルリターン(年率)7.64%、経費率0.07%、また、市場価格が、40USD:約\4,500と少額からの投資が可能な点が初心者投資家にも人気となっており、十分優秀なETFであることが分かります。分配金を重視したいという方には、優秀なETFであることが分かります。

2021/07/09 市場:NYSESPDR
ポートフォリオ
S&P500高配当株式
ティッカーSPYD
純資産総額(十億USD)4.728
3年トータルリターン
(年率)
7.64%
基準価額(USD)40.1507
終値(USD)40.16
経費率0.07%
乖離率52週平均0.03%
直近分配金利回り3.97%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.6:SPDRS&P500ETF:SPY

SPDRS&P500ETF:SPYは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・マネージメント社が提供するETFです。ベンチマークは、上記と同様S&P500であり、それと連動する投資 成果を目指しているETFです。したがって、VOOと類似したETFということになります。

SPYは、純資産総額が、ざっくり38兆円以上という、10選中最大であり、超巨大なETFです。3年トータルリターン(年率)18.32%、経費率0.09%と、VTより0.01%高いが、申し分ない優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSESPDR
S&P500ETF
ティッカーSPY
純資産総額(十億USD)383.423
3年トータルリターン
(年率)
18.32%
基準価額(USD)435.5687
終値(USD)435.52
経費率0.09%
乖離率52週平均0.01%
直近分配金利回り1.26%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.7:インベスコQQQ信託シリーズ:QQQ

インベスコQQQトラスト・シリーズは、1.4兆ドルを超える資産を管理するインベスコ Ltd.が提供するETFです。

ベンチマークは、ナスダック100指数です。ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業としてApple、Amazon、Microsoftなど、ハイテク企業をはじめとする100社を含 むナスダック100指数に連動した投資成果を目指しているETFです。

QQQは、純資産総額が、ざっくり20兆円以上という、超巨大なETFです。3年トータルリターン(年率)27.77%と驚異的なリターン、経費率0.2%と10選中で最高ですが、その分ハイリターンを期待でき、申し分なく優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSEインベスコ
QQQ信託
シリーズ
ティッカーQQQ
純資産総額(十億USD)180.607
3年トータルリターン
(年率)
27.77%
基準価額(USD)361.1408
終値(USD)361.01
経費率0.20%
乖離率52週平均0.01%
直近分配金利回り0.44%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.8:バンガード・FTSE・ヨーロッパETF:VGK

VGKは、98%を欧州に投資するETFで、欧州に投資したい方向けのETFです。純資産総額が、ざっくり2.2兆円以上という、巨大なETFです。3年トータルリターン(年率)8.93%、経費率0.08%、申し分なく優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSEバンガード
FTSE
ヨーロッパ
ETF
ティッカーVGK
純資産総額(十億USD)19.924
3年トータルリターン
(年率)
8.93%
基準価額(USD)67.98
終値(USD)68.03
経費率0.08%
乖離率52週平均0.09%
直近分配金利回り4.35%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.9:バンガード・FTSEエマージング・マーケットETF

VWOは、78%をアジアに、12%を欧州に、その他日本を除く地域に投資するETFで、アジアをはじめ新興市場に投資したい方向けのETFです。純資産総額が、ざっくり9兆円以上という、巨大なETFです。3年トータルリターン(年率)10.11%、経費率0.1%、基準価額、市場価格がざっくり、USD53:約\58,00から投資可能であり、申し分なく優秀なETFであることが分かります。
2021/07/09 市場:NYSEバンガード
FTSE
エマージング
マーケット
ETF
ティッカーVWO
純資産総額(十億USD)82.006
3年トータルリターン
(年率)
10.11%
基準価額(USD)52.77
終値(USD)52.98
経費率0.10%
乖離率52週平均0.17%
直近分配金利回り2.12%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

NO.10:iシェアーズ・MSCI・エマージング・マーケットETF

iシェアーズ・MSCI・エマージング・マーケットETFは、NO.9:VWOと同様で、主にアジアに投資したい方向けのETFです。

ベンチマークは、MSCI TRエマージング・マーケッツ・インデックスの運用成果に連動する投資成果を目指しているETFです。

EEMは、79%をアジア(中国、台湾、韓国他)に、12%を欧州に投資するETFで、アジアをはじめ新興市場に投資したい方向けのETFです。純資産総額が、ざっくり3.5兆円以上という、巨大なETFです。3年トータルリターン(年率)8.9%、経費率0.68%で、経費率が10選中では最も高いのがデメリットですが、基準価額、市場価格がざっくり、USD53:約\58,00から投資可能なETFです。
2021/07/09 市場:NYSEIシェアーズ
MSCI
エマージング
マーケット
ETF
ティッカーEEM
純資産総額(十億USD)31.553
3年トータルリターン
(年率)
8.90%
基準価額(USD)53.5255
終値(USD)53.55
経費率0.68%
乖離率52週平均0.05%
直近分配金利回り0.90%
出所:Bloombergのデータを元に筆者作成

以上の10選のETFを自分なりのポートフォリオに当てはめて、長期投資を実践すれば、着実にリターンを積み上げることが期待できます。これは、過去100年間の米国株式の実質年率リターンが、6~7%であることからも、裏付けられるのではないでしょうか。(必ずしも、将来のリターンを約束するものではありませんのであしからず。)

初心者投資家の方、それ以外の投資家の方々に参考になれば幸いです。

ジュリア
ジュリア

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

またのご訪問をお待ちしております。

SEE YOU!!

*最終的な投資の判断は自己責任において実施して頂きますことをご了承願います。

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