ねーねー。国債って知ってるよね?
ゼロクーポン債ってなんすか?
今まで、知らなかったことを後悔しちゃうかもよ!
でも、今知っといた方が、絶対にとくするからね!
なんですとーー!
早く教えてよー!
実は、ケイも最近そのゼロクーポン債を知って、
衝撃を受けてしまった一人だよ。
国債とは何か
ゼロクーポン債の前に、比較する国債のことをおさらいしておこう。
国債なら、日本の国債もあるけど、なにが違うの?と思うかもしれませんが、全然違うものです。
まずは、国債という金融商品の特徴を知っておきましょう。
国債は、元本保証の上、固定金利国債の場合、購入時に確定した利子(英語では、クーポン:以下、クーポンと表記する)が、もらえるというローリスクというより、ほぼ、ノーリスクの金融商品です。
変動金利の国債もあり、こちらの方が、おすすめできます。
例えば、日本の「個人向け国債変動金利10年」は、インフレに強い金融商品です。
半年毎に購入時に決められた利子が支払われるだけでなく、半年毎に基準金利が見直され、その基準金利に対して、基準金利×0.66の金利が支払われます。
しかも、最低金利0.05%が、保証されていますので、損はしません。
そして、10年後に償還期限が来れば、元本が戻ってきます。1年保有すれば、中途で解約も可能です。手数料をとられますが。
つまり、ほぼ、ノーリスクの金融商品と言える優れた商品です。定期預金よりもお勧めできます。
ただし、国債の格付けが高い国債に限ります。破綻するような格付けの低い国の国債は、ハイリスクなのでおすすめできません。
日本国債は、先進国中で格付けが高くないのですが、まず、破綻するリスクはほぼ無しと言っても過言ではないので、かなりローリスクの金融商品といっていいでしょう。
ただし、金利が低いのがデメリットです。2022年8月発行の適用金利は、0.0877%(税引き後)です。
2023年2月6日−2月28日の適用金利は、0.32%に上昇している。
もっと知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。個人向け国債の詳細が分かります。
では、次に本題の米国ゼロクーポン債についてです。
米国ゼロクーポン債とは何か
米国ゼロクーポン債を知っている人は、どれくらいいるのだろうか?所謂、米国が発行する国債であるが、日本の国債と同様の利付き国債とは別物です。
クーポンとは、利子のことを示し、米国ゼロクーポン債とは、クーポンがゼロの米国が発行する国債ということです。
「ゼロポン、ゼロポン債」 とも呼ばれています。
「えーーーー!クーポンゼロなのに、なんでおすすめなの? 」 って思いますよね。
それは、
額面金額より安く購入できるからです。
クーポンはゼロですが、償還期限を迎えたときに、額面金額分が返金されるので、その差額がクーポンの代わりになる仕組みです。
つまり、初期投資金額を少なくでき、償還時に額面金額が戻ってくるので、差額分がリターンとなる。
あんまり、お得感がないと感じた人もいるかと思いますが、では、実際の商品をみてみましょう。
例えば、この米国ゼロクーポン債は、残存年数が約20年で、額面の53.78%の金額で購入可能です。
年間利回りにすると、3.165%になることがわかります。
例えば、販売単位が、100米ドル以上なので、
この債券を100$分購入する場合 ➡ 53.78$で購入できます。
➡53.78$で買ったものが、約20年後に、100$になって戻ってくる。
➡100$-53.78$=46.22$のリターンが得られるということです。
ただし、実際は、ドルから円に交換した場合は、為替により増減があります。さらに、リターンに税金20.315%かかります。
参考単価は、償還年数が、短いものほど高くなります。つまり、割引率が小さくなり、お得感が低くなると考えれば、わかりやすいですね。
米国ゼロクーポン債のメリット・デメリット
米国ゼロクーポン債のメリット・デメリットとは、
まとめ
他の金融商品にはない、米国ゼロクーポン債の実力を知っていただけたでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。
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