初心者投資家が読んだ方がいい本【おすすめ5選】

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株式投資の初心者が読むべき取りあえず5冊

株式投資に関する本が、無数にあるなかで、何から読めばわからないという方に、実際ケイ(筆者)が読んでこれは役に立つと思った書籍を紹介します。

投資には、様々な投資対象がありますが、そのなかでも、株式投資を初めて間もない方や、これから始めてみよう検討している方、また、平日の取引時間は仕事であまり時間がとれない、という初心者投資家の方におすすめしたい書籍です。

以下の書籍は、筆者が実際これまで、数十冊の株式投資に関する本を読んだ中でも、『これは絶対読んだ方がいい』と実感した書籍の一部です。

株式投資手法には、デイトレード(短期トレード)、中期トレード、長期トレードなど様々な手法がありますが、中期、長期トレード向けの内容になっています。

その1:サラリーマンが株で稼ぐ一番いい方法

☆サラリーマンが株で稼ぐ一番いい方法 (知的生きかた文庫)著者:二階堂重人

著者の二階堂氏は、もとサラリーマンで営業をしていたかたわら、株の投資手法を研究してサラリーマンでも8割の勝率で勝てる手法を鋭意研究の末確立して、その詳細の投資手法を本書で紹介しています。

サラリーマンのように、平日は投資にさける時間があまりない人でも資産を増やしていける方法論が具体的に書かれています。

本書のポイントをまとめると、

  • 2週間以内のスイングトレードで取引を行うこと
  • 1日15分の銘柄チェックを実行→仕事中は株価を気にしない
  • 株価の読み方を知る
  • 買うべき株がすぐにわかる銘柄選びの方法
  • 売買タイミングを読む方法
  • 儲けの指標・騰落レシオで勝率8割を目指す
  • リスク管理方法

上記の項目が詳細に書かれています。

時間のないサラリーマンでも資産を増やしていける投資方法の書籍で、全235ページの文庫本になっているため、通勤時の電車などですぐに読んでしまいましょう。

その2:株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール

☆株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール -バイ・アンド・ホールドを超えて

(日経ビジネス人文庫)  著者:太田 忠

著者の太田氏は、アナリストのときは、国内を代表する人気アナリストの一人で中小型株部門で1999年から2003年までアナリストランキングでトップに輝いた方であると紹介されています。

過去の投資手法であった、バイアンドホールド:買ったらずっと保有する投資手法では、もはや通用しない時代になり、新たな株式投資術が必要であることを唱え、上昇相場でも下降相場でも金融資産を増やすための「新時代の投資術」が書かれています。

本書のポイントをまとめると、

  • 変化した株式市場に入る前に決めること→投資目的、時間的分散が重要、リスク管理、運用ノートで記録を残す
  • 株式投資実戦力→個別銘柄へのアプローチ7つのステップ
  • 上昇相場で資産を増やすポイント→銘柄選定方法
  • 下降相場で資産を増やすポイント→銘柄選定方法
  • 心理的な壁について→投資マインドの大胆な変化必要、投資行動が必要
  • 個人投資家に知ってもらいたい注意点→デイトレードの運用スタイル、配当金・株主優待

※特に役立ったのが、株式投資実戦力→個別銘柄へのアプローチ7つのステップの内容です。

例えば、投資銘柄に目星をつけるためのポイントの説明、PER、PBR、ROEほかの投資指標とは何を示していて、どのようにそれらを活用すべきなのか、どの銘柄に注目すればよいのか、実際に買い注文を入れてからの行動、リスク管理方法、銘柄分散方法、投資したらすぐ逆指値注文しておくなどなど、実戦を踏まえた参考になる手法が詳細に書かれています。

全290ページの文庫本になっているため、これも通勤時の電車などですぐに読めますね。

その3:サラリーマンが「10万円」で確実に稼げる株

☆サラリーマンが「10万円」で確実に稼げる株 (知的生きかた文庫) 著者:二階堂重人

この書籍は、その1:サラリーマンが株で稼ぐ一番いい方法と同じ著者によるもので、サラリーマンが株式投資を少ない資金からローリスクで投資する方法について書かれています。内容は、その1とオーバーラップするところもありますが、いかに少ない資金で株式投資をはじめ資産を増やしていくかという観点に重点が置かれた内容になっています。

2006年出版と14年前のものですが、本書の株式投資手法は、現在にも十分通用するものであると思います。なぜなら、株式投資の株価は、それに投資する人間による行為だということにつきます。結局、人間の心理的な行動原理は、いまも昔も変わらないものだからです。株価チャートはその結果によるものと言えるからです。

本書のポイントをまとめると、

  • 10万円の資金を確実に増やす→複利トレード、10分株価チェック、勝銘柄見つける方法
  • 10万円で株式投資をする簡単な方法→投を始めるための準備
  • 買いどきの読み方→慣れるまでは売買スパンは1~2か月で、チャート、ローソク足の見方
  • 買いタイミング→割安株の見つけ方、買うタイミングとチャート、ろうそく足の条件
  • 高額株、分散投資、ミニ株→ミニ株を知る、大型株に絞る
  • いかに損をしないか→下がった時の対処法、リスク分散、ロスカットのタイミング

上記の内容が詳細に書かれています。

全220ページの文庫本になっているため、これも通勤時の電車などですぐに読めますよ。

その4: [新訂版]株式投資ハンドブック

☆[新訂版]株式投資ハンドブック (PHPハンドブック)

著者:仁科剛平 

著者の仁科氏は、経済金融関係のジャーナリストで、マネー誌等で活躍しておられる方で、株式投資本を多数の著書があると紹介されています。

この書籍は、初心者が株について知る多いことが網羅されている教科書的な内容になっていますので、株とはなんぞやということから始まって、株式、株価のメカニズム、売買の仕組み、投資手法に至るまで、盛りだくさんな内容となっています。

いちから株全般について勉強したい、知識を得たいという方に、お勧めします。

構成としては、各項目ごとに、そのポイントと、基礎知識、ステップアップの内容がまとめられているので、辞書的に利用すれば、わからないことを調べるときに便利です。現代は、ネット全盛の時代ですが、ネットではなかなか、ここまでコンパクトに情報がまとめられているものはないでしょう。

全276ページの文庫本を縦長にしたサイズです。その都度読み込んで、知識を増やしていきたい方におすすめします。

その5:入門“株”のしくみ

☆入門“株”のしくみ ( 日本実業出版社)著者:杉村富生

杉村氏は、実践派の経済評論家、マネーエコノミストとして活躍中。ラジオNIKKEIの「ザ・マネー」「視界良好! 杉村商店」などにレギュラーとして出演している。
『入門の入門“株”のしくみ』『イチバンやさしい株価チャートの読み方』など著書多数あります。

株式投資に基本的に必要な内容が網羅されており、その4に違いものですが、こちらは、図解やグラフの解説が多く、より初心者におすすめできる書籍です

章末ごとに先人の知恵という株取引のことわざ的な教えが書かれており、読み物としても利用して知識を増やすという使い方がおすすめです。

まとめ

以上、初心者投資家には、どれを読んでも必ず役に立つこと間違いなしの書籍を紹介しました。

1~5までの順位はとくに意図はなく、どれから読んでもいいですよ。同時に複数読みながら、株に関する知識を増やしていくのもいいのではないでしょうか。

おすすめ本5選

  1. サラリーマンが株で稼ぐ一番いい方法
  2. 株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール
  3. サラリーマンが「10万円」で確実に稼げる株
  4. [新訂版]株式投資ハンドブック
  5. 入門“株”のしくみ

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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