【2020年】純金価格が過去最高値を更新・・いましかない?!

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投資道
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                                          Alek AuddyによるPixabay

ここ最近、金相場が過去最高値を更新し、現在も爆上げしているということで、ケイ(筆者)は、2010年から毎月数千円づつ、コツコツ純金積み立てを行ってきました。10年間の純金積み立てを行い、わかったことを総括し、純金積み立ては、やっててよかったのかを解説します。

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純金積立とは、どういうもの?

純金積み立てとは、簡単に言うと、銀行、証券会社や貴金属商品取り扱い会社を介して、自分で決めた一定額(例えば、毎月1,000円から可能。会社で異なる。)で、毎月1回、純金を購入する、いわゆる、いわゆるドルコスト平均法で購入して積み立てていき、必要な時に積み立てた純金を売却して現金や、実物の純金と交換できる制度です。

但し、銀行や証券会社の場合は、純金の現物交換ができない場合が多いので注意が必要です。純金の現物に交換する必要がなければ、どの会社でも問題ありません。

また、金価格が安くなった時などに、スポット購入制度を利用して、その都度、一定額(1万円程度)で追加購入することも可能です。

少額積み立てなので大した額ではないけど、継続して積み立てることが大事だね。

純金積み立て取り扱い会社について

ケイ(筆者)が、実際に契約している田中貴金属工業の場合は、純金を売却して、現金、または、実物の純金と交換が可能です。10年間で数回売却しましたが、現物の純金と交換したことはありません。住信SBIネット銀行でも、純金積み立てを行っていますが、こちらでは、金地金との現物交換はできません。

ちなみに、日本で初めて、世界で通用する金地金を製造販売する業者として認定された田中貴金属工業の場合、純金の現物は、純度99.99%以上で世界最高水準を誇り、品質面で間違いありません。また、地金の純度、品質により価値が左右されることは、言うまでもありません。

金地金画像
出典:田中貴金属工業 https://tt.tanaka.jp/

こんな金塊一度でいいから、触ってみたーい!

また、取り扱い会社ごとに、購入価格と、売却価格が異なりますので、その点も注意してください。毎日、各社ウェブサイトで金の小売価格、売却価格情報が更新されているので、そちらで確認することが可能です。

銀行や証券会社の場合は、前述の通り、純金の現物と交換することができませんが、純金そのものを購入するほか、金への投資信託や、金ETF(金価格に連動する上場投資信託)などを取り扱っており、株式投資のように、売買取引が可能です。

ネット証券会社やネット銀行に口座を持っていれば、すぐにでも始められる手軽さがあります。

金の小売価格と株価の相関関係を考察する

では、現在の金相場を確認してみますと、過去10年にさかのぼって、田中貴金属工業の金の小売価格と、日経平均株価の平均値をグラフ化したものが下図になります。

株金価格推移グラフ平均

2010年7月~2020年7月までの日経平均株価と金の小売価格の推移を表しています。

グラフの青色→日経平均株価の月次平均値 

グラフの金色→田中貴金属の小売価格に基づく月次値(月毎の平均値)

株価と金価格は相反すると言われていますが、2010年7月ごろは金相場と株式相場がともに上昇するという時期があり、2020年現在と同様な傾向が見られます。

それ以外の時期では、株式相場は、2012年の第二次安倍内閣発足で、アベノミクス効果からか、右肩上がりで上昇しています。一方、その間、金価格は、4,000円~5,000円の間を推移しており、株価との相反するというより、金価格は一定の水準を維持し続けていることがわかります。

また、2019年10月を機に、日経平均株価は下降し始めますが、逆に金価格はこれを機に上昇し始めます。株価下降時期に金価格が上昇する傾向にある、ということは言えるのではないでしょうか。

日経平均株価の推移とそれぞれの時期における主な出来事

日経平均株価の推移を表すグラフと、それぞれの時期における主な出来事を図にまとめたものです。

日経平均株価推移

2018年10月の株価下落の要因として考えられるのは、このころ激しさを増していた米中貿易摩擦の影響や、EUからイギリスが離脱する問題などから、世界的な景気の悪化が懸念され始め、実際に日本経済にも影響を及ぼしはじめたことが考えられます。

その結果、世界同時株安が発生し、より安全な投資先として「金」が有望視されていきます。さらに、2020年に世界中に脅威を及ぼしているコロナウィルスの影響で、さらなる、世界経済への悪影響が進行し、さらなる、金価格の上昇を招いていると考えられます。

10年前の2010年7月には、3,000円代であった価格が、2020年7月には、過去最高値を更新して、7,000円を突破しました。これから先、どこまで上昇するのかが注目されますね。

当然、いまこそが、金を売却して利益を確保するチャンスと捉え、ケイは、一部を売却しました。しかし、将来的な資産として一部は維持し続けます。

今現在は、金を買う時期には適してないと考えています。ここまで、上昇すると、ドルコスト平均法のメリットが薄れますからね。

日経平均株価が、再度上昇して金価格が、4,000円~5,000円に落ち着いたら買い時だと考えています。しかし、純金積立ては、毎月一定額を投資するため、買い続けることになりますが、一時的にストップすることも検討した方がよいのかもしれません。

※投資に関する判断は、あくまでも自己責任で行って頂くことをご了承願います。

まとめ

☆株価が下落しても金価格は、安定or上昇している→金は安全な資産である

☆株式投資と純金積み立てを両方行っていれば、株の損失を相殺できる可能性が大きい→コツコツ積み立てておくことが重要

☆株価が上昇傾向で、金の価格が抑えられている →積み立て継続 買い時(スポット購入も検討)

☆株価下落 → 金価格上昇する傾向 → 金を売却するか検討

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