
ちょっとーー!景気がいい時でも、悪い時でも、
頭を抱えなくても済む投資戦略ってないのかなー?

えーー!知らないのー?あるよー!
そんなジュリアのような不安を抱えている方に、
朗報ですよ。これ読んでみてください。

えーー!はやくいってよー!
さっそく、いってみようー!
投資の達人、カリスマ投資家、投資のプロとは
ここで紹介する、投資の達人、カリスマ投資、投資のプロとは、具体的に誰のことを示しているのかというと、下記の3人を示しています。
- 世界最大のヘッジファンドマネージャーであり、米国でブリッジウォーター社を創業した、レイ・ダリオ氏
- 米国の大統領候補者でもあった政治家であり、作家、投資顧問であったハリーブラウン氏
- 世界最大の債券ファンドの元CEOであった、モハメド・エラリアン氏
投資家として、世界で一番成功しているであろうと思われるカリスマ投資家達が実践している、また、推奨している分散投資とは、どういうものなのか、そのポートフォリオはどういう構成なのかを紹介していきます。
レイ・ダリオ氏が推奨するポートフォリオ
レイ・ダリオ氏は、過去の歴史から経済の動きを分析し「経済は機械のように動く」ということを一人でも多くの人たちに、彼の教えを広めようと書籍や動画を介して紹介しています。因みに、下記の動画は、レイ・ダリオ氏のユーチューブチャンネル 「 Principles by Ray Dalio 」の一例になります。
この動画は、アニメーションを駆使し、レイ・ダリオ氏自らが、ナレーションを務めている、わかりやすく経済の原理を解説したものです。https://www.youtube.com/embed/NRUiD94aBwI
結局のところ、経済は、好況期、不況期、停滞期を不規則に繰り返しているということを述べています。それを踏まえて、投資することが重要であることを説いています。
これらのこともう少し、詳しく知りたい方は、この記事も合わせてご覧ください。
億万長者の世界で最も成功したカリスマ投資家【レイ・ダリオ】氏の教えから個人投資家が学ぶべきこと
レイ・ダリオ氏が推奨するポートフォリオ=全天候型ポートフォリオ
全天候型ポートフォリオとは、経済は機械のように動くことを踏まえて、経済が、好況期、不況期、停滞期のどの時期であっても、保有資産へのダメージを最小限にしつつ、リターンを着実に増やしていくことを前提にしています。
全天候型ポートフォリオを円グラフで表したものが、図1である。

- 米国株式30%
- 長期米国債40%
- 中期米国債15%
- コモディティ15%(金を含む)
図1. 全天候型ポートフォリオ
ハイリスクハイリターンの金融商品である、米国株式を30%で、無リスク金融商品である長期米国債・中期米国債を55%にしていることが最大の特徴で、ポートフォリオ全体としては、ローリスク・ミドルリターンのポートフォリオであるという印象を受けます。
意外と守りの投資スタイルではないか、というのが正直な感想ですが、長期投資をするならば、これぐらいリスクを抑えた分散投資をしなければならない!ということなのでしょう。失敗も成功も体験してきたレイ・ダリオ氏が出した結論ですから、間違いないでしょうね。
前述の通り、経済が、好況期、不況期、停滞期のどの時期であっても、保有資産へのダメージを最小限にしつつ、リターンを着実に増やしていくことを前提としたポートフォリオです。
ハリー・ブラウン氏が推奨するポートフォリオ
ハリー・ブラウン氏は、米国の大統領候補者でもあった政治家であり、作家、投資顧問であった。彼が考案した、どんな経済状況であっても適応可能なポートフォリオである、パーマネントポートフォリオを紹介します。
前述の、全天候型ポートフォリオと同様の投資戦略を取りたい方向けのポートフォリオです。
ハリー・ブラウン氏が推奨するパーマネントポートフォリオ
パーマネントポートフォリオを円グラフで表したものが、図2である。

- 株式25%
- 短期債券25%
- 長期債券25%
- コモディティ25%
図2. パーマネントポートフォリオ
パーマネントポートフォリオは、均等に4資産に分散投資することで、経済状況がどのような状況であっても、リスクを抑え、それなりのリターンも得るためのポートフォリオである。
全天候型ポートフォリオの株式比率が、30%であるのに対して、25%となっており、全天候型ポートフォリオのコモディティ商品15%に対し、25%と若干コモディティ商品の比率が高いことが特徴で、4つの資産に25%均等に配分されている。ローリスク・ミドルリターンのポートフォリオである。
実際の過去数十年のリターンでは、全天候型ポートフォリオよりも、リターンが低い結果が出ているデータもありますが、投資をいつから始めたか、また、いくらどの銘柄に投資したか、保有した期間などの要因で、トータルリターンは変わるため、このポートフォリオが劣るとは決して言えません。
株式投資として、個別銘柄の株式ではなく、インデックスファンドやインデックス型ETFに投資すれば、更に分散効果が期待できると考えられます。そこは、各個人によるリスクの許容度によって検討すべき項目となります。
モハメド・エラリアン氏が推奨するポートフォリオ
モハメド・エラリアン氏は、米国のクイーンズカレッジの学長であり、国際通貨基金(IMF)に従事し、ピムコ最高経営責任者(CEO)兼共同最高投資責任者(共同CIO)、オックスフォード大学大学院にて経済学博士号取得、マイクロソフトの運用諮問委員会会長など、という輝かしいキャリアを持った投資に関してプロフェッショナルな人物です。
モハメド・エラリアン氏が推奨するポートフォリオ
このポートフォリオを円グラフで表したものが、図3で、図4は詳細版ポートフォリオである。

- 株式48%
- 債券16%
- コモディティ12%
- 現金11%
- その他(不動産)13%
図3. モハメド・エラリアンポートフォリオ

- 米国株式17%
- 外国株式17%
- 新興国株式14%
- 米国債券6%
- 外国債券10%
- コモディティ12%
- 現金11%
- その他13%
図4. 詳細版ポートフォリオ
上記の2人のポートフォリオよりも、株式比率が高く48%で、債券比率が16%と低くなっている。また、現金、不動産などへの分散投資を行うポートフォリオである。
ややハイリスク・ハイリターンを狙うスタイルであるが、その分より複数の資産にも分散投資しているポートフォリオになっています。プロフェッショナル向けのポートフォリオなのでしょうか。上昇相場の好景気では、ハイリターンが期待できそうなポートフォリオですが、景気後退期には、損失も大きくなりそうなので、配分のメンテナンスを欠かさず行う必要がありそうです。
これらのポートフォリオを参考にして、初心者投資家であれば、個別銘柄よりも、インデクスファンド、インデクス連動型ETFを活用して、分散投資すれば、経済状況がどんな状況でも、リスクを抑えてそこそこのリターンを期待することができるということです。
具体的な銘柄はここでは割愛しますが、参考としてインデクスファンド、ETF情報を知りたい方は、下記の記事をご参照ください。(あくまでも一例ですが、投資戦略の参考情報としてご活用ください。)
以上、カリスマ投資家、投資の達人、プロフェッショナル投資家達のポートフォリオを紹介しましたが、これからの投資の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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