【一生使える投資の知識】NASDAQ100に連動するETFと投資信託10選!FIRE(ファイアー)するなら絶対必須!

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こんなことを知りたい方におすすめ
  • NASDAQ100(ナスダック100)とは何?
  • NASDAQ100を構成している銘柄
  • どれぐらいのリターンが期待できるのか?
  • NASDAQ100と連動する米国ETF・国内ETF
  • NASDAQ100と連動する投資信託
NASDAQ100と連動するETF・投資信託10選

NASDAQ100連動ETF とNASDAQ100連動投資信託10選

NO.1~NO.6が、ETF(上場投資信託)で,NO.7~NO.10が、投資信託を示す。(順不同)

  1. インベスコQQQ:QQQ米国の市場に上場している総資産額20兆円超の超巨大ETF
  2. NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型:1545➡東証上場ETFで資産総額400億超
  3. 上場インデックスファンド米国株式ヘッジ無:2568➡東証上場ETFで資産総額150億超
  4. 上場インデックスファン米国株式ヘッジ有:2569➡東証上場ETFで資産総額245億超
  5. MAXIS ナスダック100上場投信:2631➡経費率最小0.22%・2021年生まれ資産総額60億円
  6. MAXIS ナスダック100上場投信ヘッジ有:2632➡NO.5の為替リスク低減バージョン
  7. eMAXIS NASDAQ100インデックス:0331A211➡100円積立可能投資信託・経費率0.44%
  8. インデックスファンドNASDAQ100 (アメリカ株式):2314208➡経費率0.484%
  9. iFreeNEXT NASDAQ100インデックス:4317188➡資産総額340億円超・経費率0.495%
  10. NZAM・ベータ NASDAQ100:25316203➡資産総額17億円超・経費率0.44%
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NASDAQ100 (ナスダック100):NDXとは

NASDAQ100 ®(登録商標) は、米国のNASDAQ市場に上場している約3000社から、金融関連銘柄以外の時価総額上位の銘柄で、かつ、流動性が高い、100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数のことです。

実際は、2021年現在は、102銘柄で構成されています。表1参照

米国の株式インデックス(指標)には、S&P500やダウ平均などのインデックスが存在し、それらに連動するのインデックスファンド(投資信託)や、インデックスETFへの投資が莫大な額になっています。 

その中でも、最強のインデックスと思われるのが、NASDAQ100インデックスです。では、NASDAQ100とは、何なのか?本当に最強なのかを、見ていきましょう。

NASDAQイメージ画像
Photo by Meriç Dağlı on Unsplash

NASDAQ100 :NDXは最強インデックス

その中身を見てみると、アメリカを代表するというより、世界中で活躍する超グローバル企業であり、先端技術・情報通信技術関連の企業銘柄を中心として構成されていることがわかります。表1にNASDAQ100を構成する銘柄の時価総額トップ10を示しました。

 Symbol銘柄時価総額:USD
1AAPLアップル2,576,328,724,000
2MSFTマイクロソフト2,252,363,204,851
3GOOGアルファベット1,927,595,095,013
4GOOGL アルファベット
Class A
1,920,307,463,912
5AMZNアマゾン1,696,388,359,008
6FBフェイスブック1,050,609,604,408
7TSLAテスラ704,811,591,283
8NVDAエヌビディア565,900,000,000
9ASMLエースエムエル341,311,318,077
10PYPLペイパル327,046,698,310
表1.NASDAQ100 構成銘柄-時価総額上位10
出所:NASDAQ.comのデータから筆者作成

ちなみに、下表2は、2021年のNASDAQ100 を全102銘柄を1年トータルリターン順で並べ替えたリストです。また、トップ30の1年トータルリターンをグラフ化したものを図1に示しています。

新型コロナと、半導体不足の問題で、それらの関連企業のパフォーマンスが上位を占めていることが分かります。

 名前 1年 
1モデルナ466.34%
2クラウドストライク
・ホールディングス
137.96%
3アライン・テクノロジー133.50%
4ASMLホールディング ADR119.50%
5アプライド・マテリアルズ116.51%
6アトラシアン86.22%
7NXPセミコンダクターズ78.03%
8アルファベット75.81%
9アルファベット75.68%
10アイデックス・
ラボラトリーズ
74.04%
11ラムリサーチ73.78%
12CDW72.75%
13エヌビディア72.16%
14KLA テンコール64.39%
15インチュイト63.51%
16ミクロン・テクノロジー61.96%
17テスラ60.82%
18マーベル・テクノロジー
・グループ
60.37%
19メルカドリブレ58.20%
20シノプシス51.17%
21ザイリンクス48.96%
22ペイチェックス47.94%
23オートマチック・
データ・プロセシング
47.84%
24ケイデンス・デザイン
・システムズ
46.55%
25マイクロチップ
・テクノロジー
44.21%
26ブロードコム43.83%
27インテューイティブ
・サージカル
42.57%
28イーベイ40.80%
29シスコ・システムズ39.86%
30ドキュサイン39.73%
31アナログ・デバイセズ39.22%
32コパート38.78%
33Peloton Interactive37.36%
34ハネウェル・インター
ナショナル
37.27%
35ペイパル・ホール
ディングス
36.12%
36スターバックス35.44%
37Fox Corp Class A33.74%
38コムキャスト33.30%
39テキサス・
インスツルメンツ
32.78%
40エクセロン32.53%
41イルミナ31.24%
42チャーター・
コミュニケーションズ
31.11%
43マイクロソフト30.93%
44アドバンスト・
マイクロ・デバイセズ
30.22%
45CSX コーポレーション30.21%
46コストコ・ホールセール29.27%
47マリオット・インター
ナショナル
28.01%
48オライリー・オート
・パーツ
27.86%
49スカイワークス・
ソリューションズ
27.73%
50オートデスク27.59%
51アドビ・システムズ27.51%
52フェイスブック26.89%
53ロス・ストアーズ26.71%
54マッチ・グループ26.46%
55オクタ26.16%
56ウォルグリーン・
ブーツ・アライアンス
25.08%
57デクスコム24.29%
58Fox Corp Class B23.67%
59クアルコム22.55%
60バイオジェン・
アイデック
21.93%
61アップル19.06%
62メトロ PCS
コミュニケーションズ
19.03%
63バイドゥ18.81%
64プライスライン・ドット
・コム・インコーポ
レイテッド
18.52%
65フィザーブ17.75%
66シンタス17.31%
67ドクター・ペッパー
・スナップル
16.83%
68モンスター・ビバレッジ15.13%
69コグニザント・
テクノロジー・
ソリューションズ
14.11%
70ファステナル・
カンパニー
13.98%
71アメリカン・
エレクトリック・パワー
13.96%
72ズーム・ビデオ・
コミュニケーションズ
13.88%
73ペプシコ10.72%
74ワークデイ10.41%
75リジェネロン・ファーマ
シューティカルズ
10.07%
76ギリアド・サイエンシズ9.22%
77Seagen8.56%
78アンシス8.41%
79ルルレモン・アスレティカ7.55%
80インテル6.86%
81ネットフリックス6.69%
82ベリスク・アナリティクス6.50%
83クラフト・フーヅ6.14%
84ピンドュオドュオ6.09%
85セルナー5.55%
86シリウス・サテライト
・ラジオ
4.87%
87クラフト・ハインツ4.30%
88ベリサイン3.13%
89エレクトロニック・
アーツ
1.47%
90エクセル・エナジー0.07%
91チェックポイント・
ソフトウエア・
テクノロジーズ
-0.17%
92アクティビジョン・
ブリザード
-0.94%
93アマゾン・ドット
・コム
-1.53%
94ダラーツリー-4.05%
95JDドット・コム Adr-4.41%
96パッカー-4.90%
97Trip.com ADR-7.18%
98ネットイース-8.00%
99アムジェン-11.99%
100インサイト-19.40%
101バーテックス・
ファーマシュー
ティカルズ
-25.94%
102スプランク-29.65%
表2. 2021年のNASDAQ100 を全102銘柄を1年トータルリターン順
NASDAQ100_1年トータルリターントップ30_2020-2021
図1.NASDAQ100_1年トータルリターントップ30_2020-2021

ASML、アプライドマテリアルズ、などは、その業界の方以外には、あまり見聞きしたたことがない銘柄であると思いますが、半導体業界では世界トップシェアの企業です。

アップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグル)、マイクロソフト、テスラ、などなど、誰もが知っている大型グローバル成長企業が含まれています。

これを見ただけでも、最強インデックスであることが一目瞭然です。

でも、S&P500も同じように、 アップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(グーグル)、マイクロソフト、テスラ は入っているよね?という声が聞こえてきそうですが、その通りです。

若干、組み入れ比率が異なりますが、同様の銘柄がS&P500にも存在しています。

S&P500は、500銘柄で構成されたインデックスで、所謂、上記のGAFA+Mの5銘柄で、その時価総額の23%を占めています。

しかし、残りの495銘柄のパフォーマンスの影響で、NASDAQ100インデックスの方が、トータルリターンが上回っていると考えられます。

また、2020年度の時価総額は、約15兆ドル(1650兆円)であり、成長性、将来性、規模、などの観点から見ても、最強と言えそうです。

https://www.nasdaq.com/ 米国ナスダックのウェブサイト

のレポートによると、2007年から2021年の13年間で、S&P500と比較して、年間トータルリターンで、11回も上回っていると報告されています。

the Nasdaq-100 outperform the S&P 500 by a wide margin between December 31, 2007 and March 31, 2021. Below is a comparison of annual total returns – which reinvest dividends – between each index. The Nasdaq-100 TR Index has outperformed 11 out of the 13 years in our study.

翻訳文:2007年12月31日から2021年3月31日までの間にNasdaq-100がS&P500を大幅に上回っています。各インデックス間の年間トータルリターン(配当を再投資する)の比較。ナスダック100TR指数は、私たちの調査では13年のうち11年を上回っています。

引用元:Nasdaqウェブサイト
https://www.nasdaq.com/articles/when-performance-matters%3A-nasdaq-100-vs.-sp-500-first-quarter-21-2021-06-04

ETFのメリットデメリット

ETFのメリット
  • 保有期間の経費率が少ない ➡コストが投資信託より安い
  • 株式と同様に、市場営業時間内でに、指値、成行などのリアルタイムで売買が可能
  • 上場している投資信託であるため、分散投資が可能
  • 証券会社によっては、自動買付も可能
ETFのデメリット
  • 売買取引ごとに手数料が掛かる➡証券会社によって手数料が異なるため、要チェック
  • 基準価額より低い価格になることもある

投資信託のメリットデメリット

さらに、購入単価を抑え、コツコツ積立投資したいなら、投資信託がおすすめです。

投資信託のメリット
  • 購入手数料が安い➡無料の商品もある
  • 自動積立で投資可能➡100円から設定可能
  • 分散投資が可能
投資信託のデメリット
  • 基準価額が取引き終了後にしか分からない
  • 経費率がETFより高い傾向にある

NASDAQ100連動ETF とNASDAQ100連動投資信託10選

上記のNASDAQ100を構成する個別銘柄すべてに投資することは、個人投資家では不可能に近いですが、NASDAQ100指数に連動するETFや投資信託に投資することで、米国ハイテクグロース株のGAFAM含む100銘柄に分散投資することができます。

また、最低購入金額は、ETFであれば、ざっくり、1万~4万円で、NASDAQ100を構成する銘柄に投資することが可能となります。

表3は、米国市場に上場するNASDAQ100と連動するETFと、日本市場に上場するETF、さらに、日本市場で購入できる投資信託をおすすめ商品を10個リストアップしたものです。

NASDAQ100に連動するETF・投資信託のなかで、経費率、資産総額、トータルリターン、リスクの観点から選択したものです。

 米国市場ETF:上場投資信託資産総額
(億USD
2021/8/27
終値USD:
1年トータル
リターン
経費率売買単位
1QQQインベスコQQQ1900.729376.0429.93%0.2%1株
 日本市場ETF:上場投資信託資産総額
(億円) 
2021/8/27
終値:円
1年トータル
リターン
経費率売買単位
21545NEXT FUNDS NASDAQ
100連動型
400.7917,06032.83%0.275%1株
32568上場インデックスファンド
米国株式ヘッジ無
158.62,90212.86%0.275%10株
42569上場インデックスファン
米国株式ヘッジ有
245.972,75218.79%0.495%10株
52631MAXIS ナスダック100
上場投信
60.5512,110*12.94%
3ヶ月リターン
0.220%1株
62632MAXIS ナスダック100
上場投信ヘッジ有
19.711,590*12.02
3ヶ月リターン
0.220%1株
 日本市場投資信託資産総額
(億円) 
基準価額1年トータル
リターン
経費率売買単位
70331A211eMAXIS NASDAQ100
インデックス
162.6412,408*8.29%
3ヶ月リターン
0.440%100円
積立可能
82314208インデックスファンド
NASDAQ100
134.1413,104*8.28%
3ヶ月リターン
0.484% 100円
積立可能
94317188iFreeNEXT NASDAQ100
インデックス
343.719,89047.80%0.495% 100円
積立可能
1025316203NZAM・ベータ
NASDAQ100
17.8921,59145.49%0.440% 100円
積立可能
表3.NASDAQ100に連動するETF10選
出所:YahooJAPANファイナンス,モーニングスターのデータから筆者作成

超巨大ETFインベスコQQQ について

QQQは、米国市場に上場しているETFですから、外国株式を売買するための口座を開設する必要があります。また、円ではなく、米ドルで購入することになりますので、米ドルを準備する必要があり、円から米ドルの交換には為替手数料が掛かります。

利用する証券会社や銀行により、為替手数料が異なることにも注意が必要です。やはり、為替手数料の安いネット証券やネットバンクをお勧めします。

おすすめは、SBI銀行とSBI証券の両方に口座を持つことです。SBI銀行で米ドルに交換して、SBI証券口座に入金する方法、今のところ、最安の方法です。(2021年10月現在)

では、QQQに投資するメリットとは、何でしょう?となる方もいますよね。

インベスコQQQ のメリット

日本国内市場である東証に上場しているNASDAQ100と連動するETFがあるのに、なぜ、米国市場に上場しているQQQに投資するのか?と思いませんか。

その答えは、円以外の通貨に分散投資したいからです。

つまり、円だけでは、円の価値が下がれば当然、保有している資産価値も下がりますが、逆に、為替変動により、ドルの価値が上がれば米ドル建ての保有資産の価値も上がります。

世界の基軸通貨である米ドルで資産を保有していれば、円の価値が下がっても、米ドルの価値が同時に下がることは、ほぼありません。

通貨も分散して、為替リスクを分散しておこうという方には、NASDAQ100と連動する唯一のETFであるQQQを検討する価値ありです。

また、上記の10選のETFでは、経費率も、年率0.2%と最小なので、長期投資にも有利に働きますからね。

インベスコQQQに投資するメリットまとめ
  • 為替変動による通貨リスクを分散できる➡円以外の米ドル建て資産を保有する(為替益も有得る)
  • 経費率が年率0.2%で10選中最小➡長期投資に有利
  • 比較的高リターンが期待できる

インベスコQQQ のデメリット

デメリットとしては、分配金には、米国で10%税金が掛かり、日本国内でも20.315%の税金がかかることです。

この回避方法としては、

NISA預かりで取引すれば、20.315%は非課税になりますので利用した方がいいですね。但し、米国での課税は非課税にできません。

または、NISA預かりにしない場合は、二重課税されたことを確定申告すれば、米国で課税された分を取り戻せる制度があります。

インベスコQQQに投資するデメリットまとめ
  • 為替手数料がかかる➡円から米ドルに交換する必要がある
  • 国内で20.315%課税+分配金に米国で10%課税される➡NISA預かりで20.315%非課税化可能
  • NISA預かりしない場合、米国課税分を確定申告する必要がある

日本市場に上場するNASDAQ100と連動するETFについて

表3のNO.2~NO.6の日本市場に上場するNASDAQ100と連動するETFについては、個人の投資戦略により選択すればよいと思います。

経費率を重視したいのなら、純資産総額がまだ少ないですが、2631: MAXIS ナスダック100
上場投信
ヘッジなし2632: MAXIS ナスダック100上場投信 ヘッジ有りが候補になるでしょう。

ヘッジ有りとは、為替変動の影響を低減したい、円高になると考える方は、ヘッジ有りを選択する。

ヘッジなしは、通貨分散したい方、円安になると予想するなら、ヘッジなしを選択することになるでしょう。

実績やトータルリターンを重視するなら、 1545:NEXT FUNDS NASDAQ100連動型 ほかになるのではないでしょうか。

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まとめ

☆NASDAQ100は、S&P500を上回る最強の株式指数である

☆株式のように売買したい、経費を抑えたい派の方は、NASDAQ100連動ETF

☆少しでも購入単価を抑えながら、積立投資派の方は、 NASDAQ100連動投資信託

☆通貨リスクを分散するなら、米国市場上場のインベスコQQQも検討する

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メアリー
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

またのご訪問をお待ちしております。

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※最終的な投資判断は、自己責任において行っていただきますようお願いします。

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