人生はサーフィンだ5

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サーフィン道
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もう一人のケイ=カイ登場

カイ
カイ

カイは、ケイと同期入社した友人であり、名前も偶然にもケイと同じであった。紛らわしいため、”カイ”と呼ぶことにする。

ケイと、ほぼ同じ時期からサーフィンを始める。その結果、ともに、毎週末は、早朝から、夕方まで、サーフィンづけの生活を送ることになる。

ケイ
ケイ

カイとは、湘南はもとより、千葉や静岡などのサーフトリップにもよくいった仲で、海外へのサーフトリップにも出かけたなー。

サーフィンをはじめようとした理由

ケイが、サーフィンを始めたきっかけは、いま振り返ってみても、不思議に思う。 なぜなら、それまで、サーフィンと全く無縁だった片田舎の大学生が、なぜだかわからないが、無性にサーフィンをやりたい!と思い始めたからだ。

ただ、ケイが、のちにサーフィンに没頭していくなかで知ったことだが、その当時住んでいた高知県には、日本有数のサーフスポットである、仁淀川や、物部川などが存在していた。

仁淀川(によどがわ)は、愛媛県高知県を流れる一級河川で、愛媛県内では面河川(おもごがわ)と呼ばれる[1]。流域面積1,560km2、流路延長124km。吉野川四万十川に次ぐ四国第三の河川で、流域人口は約11万人。水質は全国1位(2010年)である。中流域には四国で第2の規模である多目的ダム大渡ダムをはじめとして治水・電源開発のための施設も多く、水辺利用率も全国1位(2002年)であり、ほぼ100%に近い。

物部川(ものべがわ)は、高知県香美市白髪山を水源とし、大小の支流34の河川を合わせつつ土佐湾に注ぐ一級河川。高知県中部を流域として、南国市、香南市、香美市をまたぐ流域面積508平方キロメートルの河川であり、山地が流域の約88%を占める[1]。流域内では高知龍馬空港や高知市への国道等が整備されており、交通の要衝となっているほか、高知県最大の穀倉地帯である香長平野を含むため、野菜を中心とする施設園芸や稲作も盛んに行われている[2]。河川延長は幹河71km、支河219kmの290km、流域内人口は約4万人。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

そこで、雄たけびをあげながら夢中でサーフィンしている、サーファー達(いわゆる、ローカルサーファー達だ)を無意識で眺めていたことも事実だった。

知らず知らずのうちに、潜在意識の中にサーフィンに対する憧れが芽生えていたのかもしれない。

ケイが、就活を機に、温暖な気候でサーフィンができる地域で就職先を探し始め、まだ、バブル崩壊以前だったことを幸いに、1社目の面接で、その場で 内定をもらい、そのまま、湘南には、就職のためではなく、サーフィンをするために行くことになった。

おーーい!!だれかわすれてませんかー?ジュリアもサーフトリップ行ったことあるけどー。

オーケーイ!わすれてないよ、もちろん。ジュリアともサーフトリップいったよなー。

ほんとかなー。たのむよ、ほんと、もうちょい、セリフくれよ。

てけてけサーファー誕生

ケイとカイは、職場の寮で生活していたこともあり、毎週末、土曜、日曜は、決まって朝一番から、湘南から西湘のサーフポイントで、特に、初心者の時は、大磯から辻堂を中心にして、波がなければ、湯河原の吉浜まで行き、朝一から昼まで、波があれば、ランチ後の、1日2ラウンド海に入るというルーティーンを繰り返していた。

特に、大磯と吉浜には、てけてけのビギナー当時は、お世話になっていた。当時は、まだ比較的ビーチが遠浅で、ビギナーにも向いていたポイントでもあったからだ。

サーフィンを始めて、1,2か月目までは、間違いなく、そのポイントで、一番下手くそな、てけてけサーファーだよな。

間違いないね。

いまんとこ、ジュリアが、一番イケてるサーファーだよね。一応、横に走れるぐらいのライディングができるものね。

たしかに、めちゃくやしいけど、その通りです。

ジュリアの綺麗なライディングを見ては、自分たちの実力のなさに不甲斐なさを感じ、絶対に、波を乗りこなしてやると意気込んでサーフィンに打ち込んでいた。

ゲティングアウト、ドルフィンスルー、テイクオフどれをとっても、まだまだ一人前には程遠い状況だったが、3か月目ぐらいから、二人とも、ようやくコツをつかみ始め、そこからは、めきめきと腕を上げていくのだった。

同時に、サーファーに必要な体力と、筋力も発達して、特に、知らず知らずのうちに、上半身が、逆三角形の体系になり、肩幅も一回り広くなりサーファーらしい成長をとげていっていた。

サーフィン用語の解説

ゲティングアウト(Getting_Out)とは、波がブレイクする位置まで、パドリングしながら沖にでていくこと。カレント(沖に向かう流れ)がわかれば、そのカレントを利用することも手だけど、初心者には、無理かも。あまり無理しないようにね。

ドルフィンスルーダックダイブとは、波がブレークしてくるときや、スープ(白波)状態の波が押し寄せてくる際に、波の下に潜り込み波の下を通り抜ける技術のこと。

ビギナーには、難しいぞ。3年ぐらい修行しても本当に正しいドルフィンスルーができているかわからないぐらいだからね。

反復練習あるのみだあ。

テイクオフとは、波に乗るために、パドリングをしながら、ボードに腕立ての姿勢から、ボード上に立ち上がる姿勢にまで移行させる技術のこと。波のブレイクする方向を見極めて、毎回違う波のブレイクするタイミングに合わせて、パドルの速さや、立ち上がるタイミングなど、経験を積むしかないね。

今回はこの辺までにしておこう、次回も、サーフィン用語の解説なども織り交ぜながら、台風のスウェルとビッグウェーブに挑戦したストーリーの予定です。変更の可能性もあります。

次回、人生はサーフィンだ6も、ぜったいよんでね。

おねがいしますね。

このストーリーは、実話に基づいたフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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