【FIREするなら必見!】10年長期投資におすすめの投資信託(ファンド)はこれだ!ランキングTOP10!

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投資道
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この記事でわかること

1.長期投資に適している投資信託(ファンド)がわかる

2.全投資信託(ファンド)・ETF(国内上場)のトータルリターンと、シャープレシオ

(リターンとリスクの比)のランキング_トップ10がわかる

3.FIRE目指している方、必見のランキングTOP10がわかる

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長期投資は初心者に最適な投資方法:FIREするなら必要条件

投資の鉄則と言っていいほど必要な要件が、長期的に投資することです。金融庁をはじめ、様々な証券会社や銀行など投資関連企業や、投資関連書籍でも言われていることです。

ジュリア
ジュリア

1日でも速く、資産爆増して、

はやくFIREしたいんだけどー、

なんか、爆速で稼げるいい方法ないんすか?

ケイ
ケイ

FXでレバレッジMAXにするとか、信用取引とか、

可能性はゼロじゃないけど、爆速で資産すっ飛ぶよ。

投資初心者のジュリアが、絶対にやっちゃいけない

投資手法だね。

ジュリア
ジュリア

じゃー、どうすればいいのか教えてもらおうかな?

ケイ
ケイ

オーイ、なんで上から目線なのかわかんないけど、

さっそく、初心者におすすめ投資方法と、

ファンドランキングを見ていこう。

短期的に儲けたいという思いは、誰もが抱く感情だと思いますが、短期的に儲かる投資とは、投機的な投資であり、ハイリスク・ハイリターンを追求するもので、逆に大きな損失を被る可能性も高くなります。初心者投資家には、お勧めできない投資方法です。

では、投資により資産を着実に増やすには、どうすればよいのでしょうか?

その答えは、初期投入資金を、可能な限り多くし(生活費はもちろん除いて)、投資対象、投資時期を分散し、長期的にコツコツ積立て、複利の効果を最大限得ることがポイントです。

そうすることで、キャピタルゲイン(価格上昇による利益)と、インカムゲイン(配当金,分配金)の再投資によって、より複利効果を高め、リスクを抑えながら、確実にリターンを積み上げることが可能になります。

但し、市場取引の歴史を振り返ってみると、市場価格が大暴落した過去が、何度もあったことも事実です。2020年3月に起きたコロナショックによる暴落もその一例と言えるでしょう。

しかしながら、幾度となく暴落から再び価格上昇の波に乗って、資産を増やすことに成功した投資家も多く存在したのではないでしょうか。長期投資によって、それが、可能となったと言っても過言ではありません。

長期投資のポイント

①初期投入資金を可能な限り多くする ➡複利効果で資金を増やす時間を加速する

②投資対象を分散する ➡株式,債券,リート,商品(金,穀物)等の投資信託、ETF、個別銘柄に分散

③投資地域を分散する ➡日本、米国、先進国、新興国等、地域を分散し地域リスクを抑える

④投資時間を分散する ➡ドルコスト平均法:定期的に積立てリスクを抑える

投資には、中長期的に行っていくことで、投資資金を運用して得られた利益が更に運用されて増えていく「複利」の効果があります。「投資期間」と「複利」の効果には関係があり、投資期間が長いほど、複利効果も大きくなる傾向があります。また投資期間が長いことで、投資による価格変動リスクが小さくなり、安定した収益が期待できます。

引用元:金融庁ウェブサイト 
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html

複利効果をイメージしてみる

言葉で言われるだけでは、複利効果を実感し難いと思いますので、複利効果をイメージで確認してみます。シミュレーションの条件を下記のように設定しました。シミュレーション結果のグラフを図1に示します。また、参考のポートフォリオ(分散投資した例)を図2に示します。

複利効果のシミュレーション条件
  • 初期投資額:10万円
  • 毎月積立金額:3万円
  • 投資期間:15年以上
  • 目標資産額:1千万円
  • 目標利回り:7% 

*参考の利回り7%のポートフォリオ図2、図3を参照してください。

*図1-3は、クリックすると拡大されます。

*図1-3の出所:モーニングスター社ウェブサイトデータも元に筆者作成

利回り7%の複利効果
図1.利回り7%の複利効果
利回り7%ポートフォリオ
図2.利回り7%ポートフォリオ
利回り7%分散投資例
図3.利回り7%分散投資例

シミュレーション結果:利回り7%で初期投資10万円、毎月3万円分散投資した結果

➡図1のグラフの実線の方が、2037年の15年後に1,000万円に到達していることがわかりますね。これが、絶大な複利の効果ってやつの正体なんです。

比較した利回り0%破線のグラフの場合は、15年で、550万円にしかなりません。現在の普通預金の金利が0.01%ぐらいですから、普通預金していた場合とほぼ同じということになります。

なんと、ほぼ、倍増!していますね。

ジュリア
ジュリア

複利効果ってスゴイっすね。

もしかして、これが求めてたやつかな?

だけど、15年はちっと長いかも?

爆速ではないんじゃない?

ケイ
ケイ

相変わらず、無茶言ってくれるなぁー。

「急がば回れ」が投資においては、重要なんだよ。

でも、利回り7%以上のポートフォリオを作るか、

初期投資資金を増やすか、毎月積立額を増やす、

の条件を多く満たすほど複利効果も増加するよ。

その分、リスクも高くなる可能性があるけどね。

ちなみに、このシミュレーションは、モーニングスター社ウェブサイトで誰でもできるので、興味がある方は、下記リンクから確認してみてください。ポートフォリオも作れます。https://www.morningstar.co.jp/FundBeginner/portfolio_return1.html
※残念ながら、モーニングスタージャパンのサイトは2023年3月で終了しました。

長期投資、分散投資に関連する下記の記事も合わせてどうぞ

国内ETF、海外ETFおすすめランキングを知りたい方は、 下記の記事も合わせてどうぞ

では、次に、投資対象として、国内・海外株式などの個別銘柄、ETF、債券、コモディティ(金、穀物商品)など、様々な金融商品がありますが、ここでは、初心者の方に適している日本国内で購入可能な投資信託:ファンド、ETFに焦点を当て、長期投資におすすめファンドを紹介していきます。

10年長期投資ランキングTOP10 FIREめざしているなら必見!

このランキングは、モーニングスター社のデータ(2022/01/02時点)を元に、詳細な条件を設定して、スクリーニング(抽出)し、10年トータルリターン(年率)が、高い順に並べ替えしたものを示しています。

スクリーニング(抽出)条件:
○日本国内で購入可能な投資信託・ETFから抽出
○シャープレシオ10年: 分類平均より高いもの
○トータルリターン10年: 分類平均より高いもの
○資金流入:6ヶ月連続流入しているもの

日本国内で購入可能なすべての投資信託(ファンド)・ETFを対象として、10年間のトータルリターンと、シャープレシオのランキングを作成しました。

つまり、10年以上前から設定され、実績があるファンド・ETFに絞り込んだ中でのトップ10ということになります。

では、さっそく、見ていきましょう。

10年トータルリターンランキング TOP10 !

図4は、上記のスクリーニング条件により、抽出したファンド・ETFを10年トータルリターンランキングをグラフ化したものです参考に1年、3年、5年、10年トータルリターンを載せました。

表1は、ランキングTOP10の一覧表です。

ファンド詳細は、ファンド銘柄のリンクをクリック→Yahooファイナンスで確認できます。(そこからモーニングスター社にリンクしているファンドもあり。)

第1位から第5位は 米国ファンド、米国ETFが独占

TOP5:第1位から第5位は、ほぼ米国企業を主な投資対象としたファンドと、ETFが独占しました。これは、予想通りの結果でしょうか。

やはり、世界NO.1の経済とGAFAMをはじめとした、イノベーション企業が多数存在する国だけのことはあります。10年年率換算で20%超のトータルリターンは、驚異的です。

第6位、第7位には、日本国内の大型グロース・中型グロースファンドがランクインしました。

経費率は、信託報酬や手数料などの保有する間に掛かる経費のことで、トップ10のほとんどが、1%後半であり、少々高めであります。最安レベルだと、0.1%以下のファンドやETFも存在しますが、ランク外か、10年前から設定されたファンドでランクインしたものは、無いという結果でした。

ファンド10年トータルリターンランキング
図4.ファンド10年トータルリターンランキング  モーニングスター社データを元に筆者作成
順位ファンド名1年
リターン
10年
(年率)
カテゴリー
1位AB・米国成長
株投信Bコース
(H無)
42.22%24.17%国際株式
・北米(F)
2位三菱UFJ
NASDAQ
オープン
Bコース
44.85%22.17%国際株式
・北米(F)
3位LM・米国・
ラージ・
キャップ・
グロース・F
 
34.60%22.17%国際株式
・北米(F)
4位大和住銀 DC
海外株式
アクティ
ブファンド
24.85%21.21%国際株式・
グローバル・
除く日本(F)
5位
*ETF
上場インデックス
ファンド米国株式
(S&P500)
41.60%20.60%国際株式
・北米(F)
6位スパークス・新・
国際優良日本株
ファンド
11.96%20.57%国内大型
グロース
7位フィデリティ・
テクノロジー
厳選株式ファンド
34.01%19.79%国内中型
グロース
8位フィデリティ・
米国優良株・
ファンド
39.94%18.84%国際株式
・北米(F)
9位AB・米国成長株
投信Aコース(H有)
29.82%18.61%国際株式
・北米(H)
10位AB・G・グロース
・オポチュニ
ティーズ(年2)
37.33%17.89%国際株式
・グローバル
・含む日本(F)
表1.10年トータルリターンファンドランキングTOP10

ここでのトータルリターンは、モーニングスター社による年換算値を表しています。計算方法詳細は下記を参照。

1. 収益分配金を分配時に全額再投資したものとして計算する。・・・中略

年換算とは、例えば3年間のリターンを1年あたりのリターンとして計算する方法で、他のファンドや金融商品と比較する場合によく用いられます。3年で9%のリターンがあるものは、年換算で2.914%のリターンとなります。ただ、一定の期間で計算するトータルリターンは、ファンド間の比較に使用するもので、大切なのは自分にとってのトータルリターンがどのくらいになっているかです。ファンドをいつ購入し、実際に分配金は再投資したかどうかによって、みなさん自身のトータルリターンは変動します。

引用元:モーニングスター社ウェブサイト
https://www.morningstar.co.jp/moneyschool/fund/ ※モーニングスタージャパンのサイトは終了しました。

 

シャープレシオランキング10年 TOP10! 

シャープレシオとは、リターンに対するリスクの比のことで、いかに効率よくリターンが得られているのかを表している指標のことです。また、シャープレシオは、数値が大きいほど、優秀なファンドという評価になります。

スクリーニング(抽出)条件:
○日本国内で購入可能な投資信託・ETFから抽出

下表2は、10年年率のシャープレシオランキングトップ10を表しています。

シャープレシオランキングでも、第1位から第5位までは、 米国ファンド、米国ETFが独占 しました。第1位: AB・米国成長株投信Bコース(H無) と、第8位: LM・米国・ラージ・キャップ・グロース・F  は、トータルリターンランキングTOP10にランクインしているファンドでした。

つまり、長期的な投資で効率よく高いリターンを得られたファンドであるということになります。

順位ファンド名シャープ
レシオ
(10年
年率)
リターン
(10年
年率)
カテゴリー
1AB・米国成長
株投信Bコース
(H無)
1.5124.17%国際株式
・北米(F)
2(NEXT FUNDS)
NASDAQ-100(R)
連動型上場投信
1.527.50%国際株式
・北米(F)
3米国NASDAQ
オープンBコース
1.3923.77%国際株式
・北米(F)
4AB・米国成長株
投信Aコース
(H有)
1.3918.61%国際株式
・北米(H)
5netWIN GS
テクノロジー
株式ファンド B
(H無)
1.3624.87%国際株式
・北米(F)
6スパークス・新・
国際優良日本株
ファンド 
1.3320.57%国内大型
グロース
7DIAM 新興市場
日本株ファンド
1.3334.76%国内小型
グロース
8LM・米国・ラージ
・キャップ・
グロース・F 
1.3222.17%国際株式
・北米(F)
9SBI 中小型成長株
F ジェイネクスト
1.3224.26%国内小型
グロース
10スーパー小型株
ポートフォリオ
1.3120.99%国内小型
グロース
表2.10年シャープレシオランキング(年率)

シャープレシオランキングTOP10のファンドで、10年トータルリターンが、上記トータルリターンランキングよりも高いリターンのファンドがありますが、

例えば、第2位: (NEXT FUNDS)NASDAQ-100(R)連動型上場投信 は、27.5%です。これは、資金流入が6か月連続している条件をクリアできなかったため、トータルリターンランキングのランク外となりました。

一番優秀なファンドとはどれなのか?正解は一つではないということです。さまざまな観点から、優れている条件が多いほど、良いファンドであると仮定するのでれば、第1位: AB・米国成長株投信Bコース(H無) と、第8位: LM・米国・ラージ・キャップ・グロース・F  は、優秀なファンドであると考えられます。

ここが、投資家の各個人の判断のしどころではないでしょうか。また、複数のファンドを組み合わせることで、ポートフォリオのトータルリターンも変わってきます。

最終的には、ポートフォリオ全体のトータルリターンを最大にすることが、資産運用の最大の目的になるでしょうから、正解はありません。永遠の課題です。あくまでも、参考情報として活用してもらえればと思います。

シャープレシオ(シャープ測度ともいう)
  シャープレシオ<図29>はリスクに見合ったリターンを得ているかを表す指標でリスク尺度にリターンのぶれの大きさ(標準偏差)を使用します。数値が大きい方が高い評価となり、モーニングスター社以外の多くの投信評価会社が採用しています。

引用元:モーニングスター社ウェブサイト
https://www.morningstar.co.jp/moneyschool/fund/d104.html
ジュリア
ジュリア

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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