この前もいったけど、米国株の下落で含み損がひどい
ことになっているんだけど?なんとかならないの?
だよね。ケイも同じくなんだよね。
こんな時、初心者にはあまりお勧めできないけど、
信用取引より、ローリスクな良い手があるんだな。
但し、短期投資戦略だけど。
それ、それー!はやく教えてよー!
チャレンジャーなら、読んでみてください。
それでは、いってみようー!
株価暴落・下落時の投資戦略ないの?
2022年5月現在、米国株式市場が全面的に暴落し始めてから、これまでに投資してきた含み益が、減少してしまった方は、筆者ケイを含めて多いのではないでしょうか。
別の記事でも触れましたが、2021年末までの米国株式の絶好調ぶりで、バブル崩壊が近いと言われていたことが、残念ながら現実となってしまいましたね。
しかし、このまま、指をくわえているわけにはいきません。何かいい投資戦略はないものかと思っていませんか。
通常なら、下落しそうな時、信用取引で株やETFを空売りして損失をヘッジ(リスク回避する)することが考えられますが、個人投資家で、特に、経験が浅い投資家には、リスクが高いのでおすすめできる戦略ではありません。
そんな時に、短期的な投資対象が存在しています。長期的な投資には向いてないことに注意が必要です。
それが、後述する、インバース型ETF、ベア型ETFです。
銘柄選びにベータ値を利用する
簡単に言ってしまえば、例えば、日経平均や、S&P500、NASDAQ100などのインデックスと逆相関(逆の動きをする)を目指した運用を行うファンドです。
ということは、米国株が暴落している現在、これらのETFの株価は上昇しているってことですね。
もう少し、専門的に説明すると、株式には、ベータ値(β値)という指標があるのですが、このβ値を見れば、対象とするインデックスとの相関関係が大体予想できます。
そこまで、知る必要がない方は、そんな数値があるんだな。ぐらいでも構いません。
まとめるとこんな感じになります。
では、実際にその銘柄をいくつか紹介していきます。
インバース型ETF・ベア型ETFを利用する!但し、短期投資向け
特に、米国株式を中心にポートフォリオを構築してきたという投資家の方は、多いと思いますが、今回紹介するのは、米国のインバース型ETF・ベア型ETFになります。
インバースとは、逆、反対という意味を表します。つまり、相場下落時に、上昇するような運用を目指した銘柄ということになります。
ベア型も似たようなもので、相場下落時に上昇する運用を目指したものです。
推奨ということではなく、一例として挙げてみました。
上記の3銘柄ともに、β値がマイナスになっていることが分かります。ちなみに、3年でのβ値です。算出する期間によってこの値が異なります。当然、値動きが常時変動していますので、そうなりますね。
代表して、シンボル【SH】の値動きとパフォーマンスを見てましょう。
【SH】ProShares Short S&P500
この銘柄は、米国を代表するインデックスS&P500と逆相関関係になるような運用を目指したETFです。
図1は、SHとS&P500の6か月間の推移を比較したチャートですが、見事に逆相関の関係になっていることが分かりますね。
グラフの左端が、2021年の年末を基準ゼロとした時、SH:濃いブルーのグラフは、上昇傾向になっていることも見て取れます。
つまり、S&P500が年初から下落し始めたときに、SHにも投資していれば、損失を相殺できていた可能性が高いことが分かります。
その他のETFも同様の傾向になる可能性が高い。レバレッジ2倍ですと、当然ながら、値動きも2倍近くになりますので、リスクも高くなります。
結論
以上から、以下の投資戦略を導き出しました。こんな投資戦略もあるのです。
*投資の判断は、あくまでも、自己責任においてお願い致します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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