株価暴落・下落時の投資戦略、この手もありだね!一時的にインバースETF・ベア型ETFを利用する!

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Sergei Tokmakov Terms.LawによるPixabayからの画像 投資道
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ジュリア
ジュリア

この前もいったけど、米国株の下落で含み損がひどい

ことになっているんだけど?なんとかならないの?

ケイ
ケイ

だよね。ケイも同じくなんだよね。

こんな時、初心者にはあまりお勧めできないけど、

信用取引より、ローリスクな良い手があるんだな。

但し、短期投資戦略だけど。

ジュリア
ジュリア

それ、それー!はやく教えてよー!

ケイ
ケイ

チャレンジャーなら、読んでみてください。

それでは、いってみようー!

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株価暴落・下落時の投資戦略ないの?

2022年5月現在、米国株式市場が全面的に暴落し始めてから、これまでに投資してきた含み益が、減少してしまった方は、筆者ケイを含めて多いのではないでしょうか。

別の記事でも触れましたが、2021年末までの米国株式の絶好調ぶりで、バブル崩壊が近いと言われていたことが、残念ながら現実となってしまいましたね。

しかし、このまま、指をくわえているわけにはいきません。何かいい投資戦略はないものかと思っていませんか。

通常なら、下落しそうな時、信用取引で株やETFを空売りして損失をヘッジ(リスク回避する)することが考えられますが、個人投資家で、特に、経験が浅い投資家には、リスクが高いのでおすすめできる戦略ではありません。

そんな時に、短期的な投資対象が存在しています。長期的な投資には向いてないことに注意が必要です。

それが、後述する、インバース型ETF、ベア型ETFです。

銘柄選びにベータ値を利用する

簡単に言ってしまえば、例えば、日経平均や、S&P500、NASDAQ100などのインデックスと逆相関(逆の動きをする)を目指した運用を行うファンドです。

ということは、米国株が暴落している現在、これらのETFの株価は上昇しているってことですね。

もう少し、専門的に説明すると、株式には、ベータ値(β値)という指標があるのですが、このβ値を見れば、対象とするインデックスとの相関関係が大体予想できます。

そこまで、知る必要がない方は、そんな数値があるんだな。ぐらいでも構いません。

まとめるとこんな感じになります。

β値とインデックスの相関関係

β>1 ➡ インデックスより振れ幅が大きい 景気敏感株に多い、レバレッジ効果有りと言える

β=1 ➡ インデックスと略一致する値動きをする

0<β<1 ➡ 相関性が小さい:あまりインデックスの値動きと関連性がない

β=0 ➡ 同上

β<0 ➡ インデックスと逆相関の値動きをする:反対の値動きになる傾向がある

では、実際にその銘柄をいくつか紹介していきます。

インバース型ETF・ベア型ETFを利用する!但し、短期投資向け

特に、米国株式を中心にポートフォリオを構築してきたという投資家の方は、多いと思いますが、今回紹介するのは、米国のインバース型ETF・ベア型ETFになります。

インバースとは、逆、反対という意味を表します。つまり、相場下落時に、上昇するような運用を目指した銘柄ということになります。

ベア型も似たようなもので、相場下落時に上昇する運用を目指したものです。

推奨ということではなく、一例として挙げてみました。

インバース型ETF・ベア型ETF

1. 【SH】ProShares Short S&P 500 β値=-0.9(3年)

2.【SDS】ProShares UltraShort S&P500➡SHのレバレッジ2倍 β値=-1.68(3年)

3.【HDGE】AdvisorShares Ranger Equity Bear ETF β値=-1.25(3年)

上記の3銘柄ともに、β値がマイナスになっていることが分かります。ちなみに、3年でのβ値です。算出する期間によってこの値が異なります。当然、値動きが常時変動していますので、そうなりますね。

代表して、シンボル【SH】の値動きとパフォーマンスを見てましょう。

【SH】ProShares Short S&P500

この銘柄は、米国を代表するインデックスS&P500と逆相関関係になるような運用を目指したETFです。

図1は、SHとS&P500の6か月間の推移を比較したチャートですが、見事に逆相関の関係になっていることが分かりますね。

図1.SHとS&P500の6か月間の推移を比較
図1.SHとS&P500の6か月間の推移を比較 出所:Yahooファイナンスデータから作成

グラフの左端が、2021年の年末を基準ゼロとした時、SH:濃いブルーのグラフは、上昇傾向になっていることも見て取れます。

つまり、S&P500が年初から下落し始めたときに、SHにも投資していれば、損失を相殺できていた可能性が高いことが分かります

その他のETFも同様の傾向になる可能性が高い。レバレッジ2倍ですと、当然ながら、値動きも2倍近くになりますので、リスクも高くなります。

結論

以上から、以下の投資戦略を導き出しました。こんな投資戦略もあるのです。

結論

インバース型ETF・ベア型ETFに投資することで損失を相殺できる可能性がある。

➡相場下落局面では、β値を参考にして、インバース型ETF・ベア型ETFに投資する!

*投資の判断は、あくまでも、自己責任においてお願い致します。

メアリー
メアリー

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