【米国株で毎月配当金】が得られるポートフォリオの作り方!3銘柄でOK!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
投資道
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

この記事のポイント

  • 米国株でポートフォリオを組むメリット・デメリットがわかる
  • 米国株で毎月配当金が得られるポートフォリオの作り方がわかる
  • 米国株で毎月得られる配当金に掛かる税金と、非課税にする方法がわかる
  • 非課税にするためにおすすめのネット証券がわかる
DWilliam by Pixabay
スポンサーリンク

なぜ米国株でポートフォリオを組むのか:メリット

日本株ではなく、なぜ米国株でポートフォリオを組んだ方がよいのか?と疑問を持つ方もいるかと思いますので、まずは、その理由を明かします。その理由=メリットは、下記の通り。

ただし、ここでのポートフォリオは、資産構成全体を米国株式のみで組立てる意味ではないことを予めご了承ください。

米国株でポートフォリオを組むメリット

  • 日本株式の配当金は、年2回 ➡ 米国株の配当金は、年4回得られる
  • 配当金が支払われるまでの期間が日本株:約2~3ヶ月➡米国株式:約1ヶ月で早い
  • 単元株が日本株:100株➡米国株:1株から売買することが可能少額で実現可能

米国株で毎月配当金が得られるポートフォリオの作り方は、後述しますが、

注目くすべきポイントは、

米国株の配当金の権利が得られる配当月は、3グループに分かれるため、その3つのグループから、最低1銘柄を選択すれば、毎月配当金を得られるポートフォリオが完成する。」

ということです。

たったこれだけです。あとは、毎年連続配当していて、かつ、高配当な銘柄に投資すればいいだけです。1株単位で投資可能ですので、毎月株数を積立ていけば、その分配当金も増えますね。

もちろん、ケイ(筆者)も実践中で、そのメリットを享受してます。

詳細は、後述します。

デメリットとデメリットを解消する方法

米国株でポートフォリオを組むデメリット

ただし、注意が必要です。米国株で得た配当金には、米国で10%の税金が掛かり、源泉徴収されます。更に、その残金に日本で税金が20.315%源泉徴収されます。つまり、二重課税されてしまいます。確定申告すれば、米国で課税された10%分は外国税額控除され、取り戻せます。

米国株でポートフォリオを組むデメリット

  • 日本株式の配当金の課税率20.315% ➡ 米国株の配当金は、二重課税されるため30.315%

これは、あまりにもひどいデメリットですね。

しかーし、これを解消する方法があります。

Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

配当金に掛かる国内課税を非課税にする方法

しかし、この国内税金をゼロ:非課税にする方法があります。

それが、NISA(非課税取引)制度を利用することです。つみたてNISAでは、できません。そもそも、つみたてNISAでは、米国株式や国内株式などが、投資対象外になっているためです。

NISA(非課税取引)口座を開設して、NISAで、米国株を保有して得られた配当金には、米国で10%源泉徴収されますが、国内での20.315%は、非課税扱いになります。つまり、国内では課税されません。利用しない手はないですね。残念ながら、NISAを利用した場合は、米国での課税10%は、解消できません。外国税額控除の対象外となります。

ただし、年間120万円以内に限り、5年間のみという条件付きになりますが、NISAのメリットを最大限利用した方が断然、節税できてお得ですね。

(上述で10%を確定申告でもどせるのは、特別口座、一般口座で株式を保有していた配当金についてです。NISA口座では、対象外となります。ややこしいですが、完全に非課税化することはできないことになります。)

メアリー
メアリー

米国株の取引には、NISAを利用した方が、断然、お得です。

最大限利用した方がいいですね。

もう一つ重要条件があります。NISAで米国株を取引できる証券会社は、限られていることです。

NISA口座で米国株が取引き可能なネット証券

ネット証券では、下記の4つになります。これらのなかから、NISA口座は、一人1口座しか開設できないので、慎重に選びましょう。

SBI証券 ➡ NISA対応の投資信託は取扱銘柄2,567本で業界最多 
       NISA対応のIPO取扱銘柄も84社で最多など

楽天証券 ➡ 超割コースなら、取引手数料の1%(大口優遇なら2%)を楽天ポイントバック
       業界最安値レベルの取引手数料、指定の米国ETFの買付手数料は無料など

マネックス証券 ➡米国株の取扱数がネット証券で1位、約3,900銘柄                                                     

         外国株式取引で逆指値設定が可能など

DMM.com証券 ➡米国株式の取引手数料は、約定代金にかかわらず一律0円              

         多彩なアプリが無料など

詳細の証券会社の比較が知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。様々なキャンペーンも実施中なので、要チェック!かなり、お得なキャンペーンを実施しているので、その一部を比較した記事です。

米国株で毎月配当金が得られるポートフォリオの作り方

配当月の3つのグループを代表的な銘柄の例を記載した表になります。あくまでも、一例に過ぎませんので、米国株式を検索してグループ分けした表を作成してみると分かりやすくて検討しやすいのではないでしょうか。

配当月グループ(支払月)ティッカー銘柄名
A1月、4月、7月、10月
CSCO
MRK
NKE
シスコシステムズ
メルク
ナイキ
B2月、5月、8月、11月AAPL
AXP
PG
VZ

アップル
アメリカン・エキスプレス
プロクター・アンド・ギャンブル
ベライゾン・コミュニケーション
C3月、6月、9月、12月CVX
IBM
JNJ
MCD
MSFT
シェブロン
アイビーエム
ジョンソン・エンド・ジョンソン
マクドナルド
マイクロソフト
D変則 KO
DIS
WMT
コカコーラ
ウォルマート
ウォルト・ディズニー
表2. 配当月グループの代表的銘柄 

米国株で毎月配当金が得られるポートフォリオの作り方手順

  1. ネット証券でNISA口座を開設する➡必須ではないが、20.315%の節税可能
  2. 上表の配当月グループA~Cの各グループから、それぞれ1銘柄を選択する
  3. 選択した各銘柄をNISA口座で、最低1株以上購入し保有する
  4. グループDは、必要に応じて組入れる。無くてもよい

以上で、完了です。できれば、毎月1株ずつ買い増ししていけば、配当金も増え、配当金を再投資することで更に複利効果によって、資産を増やす速度を加速することが可能になります。

各銘柄のリアルタイムの株価は、Yahoo!ファイナンス や、 米国yahooファイナンス などの検索枠に上表の”ティッカー”を入力して「ENTER」キーで一発表示されるので、便利です。

例:ナイキのティッカー → NKE を検索窓に入力してENTERキーor虫眼鏡ボタン押下せば、リアルタイムの株価が表示されます。 

米国株で毎月配当金が得られる実施例 配当金はいかほど?

では、実際に毎月配当金が得られるポートフォリオを作って、配当金がどれくらいになるかなどを見てみましょう。

例えば、上表のA~Cグループから、下記の通り、1銘柄選択します。

  • グループA:ナイキ
  • グループB:アメリカン・エキスプレス
  • グループC:マクドナルド

表3に示す配当金は、2021年6月に調査したものです。当然のことながら、その都度、配当額は、変動しますのであしからず。

配当金支払月ティッカー銘柄名配当金/1株円換算110円/$年間
A1月、4月、7月、10月NKEナイキUS$0.28¥30.8¥123.2
B2月、5月、8月、11月AXPアメリカン
・エキスプレス
US$0.43¥47.3¥189.2
C3月、6月、9月、12月MCDマクドナルドUS$1.26¥138.6¥554.4
表3. 毎月配当金実施例

*円換算値は、為替レートは考慮しておりません。日本円でいくら位かを見るための参考数値です。

*税抜前の額を表示しています。

各1株のみ購入した場合ですと、年間配当金は866.8円となり、大した額ではありませんが、それでも、日本の大手銀行の普通預金金利が、0.001%から0.1%である事実を考えれば、

 普通預金金利と比較して、223~2230倍と、雲泥の差があります。さらに、株式の値上がり益である、キャピタルゲインも期待できます。もちろん、株価下落の可能性もありますが、米国企業の優良企業であれば、長期的な投資する価値が十二分にあると考えられます。

例えば、米国マクドナルドの配当利回りは、2.23%であり、45年連続増配の優等生企業であります。因みに、2021/06/13 時点での株価は下記の通り。

  • ナイキ:$131.94
  • アメリカン・エキスプレス:$164.51
  • マクドナルド:$236.93

  上記3銘柄の合計投資額 $533.38 +購入手数料 あれば、実現できます。※購入手数料に関しては、各証券会社、銀行により、異なります。また、米国株の手数料無料キャンペーンを実施しているネット証券もありますので、よく調査した方がお得くです。下記の関連記事もご参考にしてください。

例えば、初期投資で、各10株購入して、その後、毎月、1株買い増していくなどすれば、それなりの額になり、複利効果も相俟って資産増加のペースを加速させることも期待できそうです。

いかがだったでしょうか。以外と簡単に実現できそうではないでしょうか。NISA口座を開設したら、トライしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 米国株でポートフォリオを組むメリット→年4回の配当金
  • デメリット→米国、日本で二重課税30.315% 
  • 二重課税解消方法➡NISA制度を利用して国内課税を非課税にして配当金を得る
  • 非課税にするためにおすすめのネット証券➡SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券のいずれかでNISA口座を開設する
  • 米国株で毎月配当金が得られるポートフォリオの作り方➡3つの配当月グループから1銘柄を選択、最低1株買い、NISA口座で保有する
  • できれば、毎月買い増していき、配当金を再投資➡複利効果を得る

意外と簡単に始められる毎月配当金を得る方法です。参考になったでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、応援して頂けるなら、下のバナーをポチっとよろしくお願いいたします。それでは、またのご利用をお待ちしております。

にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました