
カットバックってなんすか?
的な方におすすめしたいのです。
でも、マジで難しいっすよね。

誰でも、はじめは難しいさ。ハイレベルです。
でも、このテクニックをものにしたら、
もっと、サーフィンが楽しくなること間違いなし!

それでは、さっそく、いってみよー!
カットバック:Cut Back とは 難易度:ハイレベル
カットバックというサーフィンテクニックを端的に言えば、
進行方向の波が割れてこない状況や、波のパワー不足で戻りたい場合に、
波の進行方向と逆方向にターンで切り返してパワーゾーンに戻り、
再度進行方向に復帰するテクニック
このテクニックは、波に乗り、アップス&ダウンズの延長線上で行うテクニックである。難易度としては、ハイレベルのテクニックと言える。

そのため、波より先にボードが進行してしまう時、または、割れるのが遅い波や、波のパワー不足で逆方向に戻りたい時などに使用するテクニックです。
つまり、波の進行する方向から、360度逆向きに方向を転換して、後ろに戻り、再度、波の進行方向に方向転換するテクニックであるとも言い換えることができます。
S字ターンとも言えます。
一目瞭然ということで、次の動画で確認してみましょう。
動画紹介
この動画は、【初心者サーフィン講座9】アップス&ダウンズでも紹介したものです。
最多ワールドチャンピオンのサーファー ケリー・スレーターが小波でサーフィンをしている動画です。
日本のような小波のコンディションでのサーフィンのため、とても良いお手本になると思います。スロー再生で何度も観て、イメージトレーニングにもなります。再生速度0.25か、0.5をおすすめします。
※カットバックを行う手前の動画開始50秒から再生しています。1分04秒あたりから、カットバック動作が確認できます。
小波でもパワーのある波でも長く乗るためには必須テクニック
動画でもわかるように、小波でもアップスンを繰り返しながら、オフザリップやローラーコースターなどの技を決めながら、ロングライディングしています。
パワー不足の波や、パワーがあってもライディング途中で、切り返しのターンであるカットバックをいれることで、よりロングライドが可能となっていることがわかりますね。
さらに、カットバックの最後の動作で、崩れ落ちてきた波にボードを当て込み、再度、波の進行方向に方向転換しています。
S字ターンと最後の切り返しができて、カットバックが成功したといえるので、かなり難易度が高いテクニックです。

練習あるのみです。頑張っていきましょう。
カットバック:Cut Buckのコツはこれだ!
1. アップス&ダウンズでライディング中に、波のパワーゾーンが無くなる前にカットバック開始
➡これ以上先に進むと波が割れない、失速する前に少し余裕をもってカットバックの体勢に入る
2. アップスの動作と同じように、波のトップか中腹にボードを持っていく
➡ このアップスンの記事を参照してください。
【初心者サーフィン講座9】アップス&ダウンズ(Ups&Downs)のコツ!波を乗りこなそう!
3. 波のトップから一気にターンして逆方向に切り返す
➡後方へのターンが必須テクニックとなる。一気にターンできるかが、キーポイントとなる
➡ポイントは、上半身の軸の位置はその場に維持し、下半身とボードで円弧を描くようにターンするイメージで行う:最重要ポイント
4. ターンから、さらに、後ろから割れてきた波にボードの裏面を当て込む
➡波が割れていなければ、波のトップでさらに、ターンしてボトム方向にボードを切り返す
➡ボードの向きを変える際、まず、腰から上の上半身と両腕を向けることで、下半身が後とかついてくるイメージで動作を行うとスムーズに一連の動作が行える。
5. 再び、波の進行方向へボードを進めることでカットバックが完了
これを踏まえて、もう一度、別の動画でイメージトレーニングしてみましょう。
カットバックのおすすめ動画
カットバックを決めるブルースアイアンズの動画です。とてもスムーズに簡単に行っているように見えます。それだけ、ハイレベルのテクニックを持ち合わせているということですね。
まとめ
進行方向の波が割れてこない状況や、波のパワー不足で戻りたい場合に、
波の進行方向と逆方向にターンで切り返してパワーゾーンに戻り、
再度進行方向に復帰するテクニック

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。SEE YOU!!

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