【FIREとは】伝説の投資家ジム・ロジャーズもアーリーリタイア

投資道
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伝説の投資家ジム・ロジャーズもアーリーリタイアしていた

ここ最近、FIRE*¹:アーリーリタイア(早期退職)や、セミリタイアをという言葉をよく見聞きするようになったことから、FIREについて調べていたら、筆者が尊敬する世界3大投資家と称されるジム・ロジャーズ氏も、1980年代に既にアーリーリタイアを実現した一人であることが判明した。

益々、FIREが気になり始め、FIREについて調べたことをまとめました。また、FIREムーブメントが巻き起こる数十年も前に、結果的に今で言う「FIRE」を達成していた、ジム・ロジャーズ氏についても紹介します。

(ジム・ロジャーズ氏の場合は、退職後に4%貯蓄を取り崩して生活するライフスタイルには、あてはまりません、大富豪ですので、アーリーリタイアしただけですね。後述の経歴参照)

脚注:*1:FIREとは、経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを目指すこと。

FIRE(ファイアー)って、なに?

FIREFinancial Independence, Retire Early)とは、 経済的な独立と早期に退職することを目標としたライフスタイルのことです。ただし、20代前半からこのようなライフスタイルを実践し、30代から40代にリタイヤすることを想定しています。現在20代でない方に関しては、資産運用の一例として捉えて参考情報として、損はないかと思われます。

まず、経済的に独立するとは、サラリーマンのように、毎日毎日、通勤して働いて、その労働による対価である給与を定期的に雇用先から得ている状態から脱却することです。毎日毎日、通勤して、労働しなくても、何の問題もなく生活できる状態になることを指します。

つまり、労働しなくても、給与を得られなくても、それ以外に定期的に、継続的に所得が得られる状態や仕組みを作り出し、早期退職を達成してその後の人生を送ることです。

では、定期的に、継続的に所得が得られる状態や仕組みとは、なんなんでしょうか。それは、簡単に言うと、安定した不労所得が得られる仕組みを作りること。

簡単に言えますが、この状態を作り出すことは、決して簡単なことではない!と言えそうです。

では、FIREするためにはどうすればよいのか、その方法と、必須知識を順を追って説明していきます。

フロー収入とストック収入とは

もう少し、突っ込んで言うと、収入には、フロー収入と、ストック収入があります。まず、これを理解しなければ始まりません。

フロー収入とは、一般のサラリーマンや、パート、アルバイトなど、労働の対価としての給与や、自営業を営んで得られる収入など、何らかの労働の対価として得られる収入のこと

ストック収入とは、不動産を人に貸すことで得られる家賃収入、株式投資などの投資から得られる配当金などの利益(リターン)等々、毎月定期的に労働しなくても得られる収入のこと

FIREするための手順(実際に実現可能であるかは別として)

ざっくりとしたFIREの手順

  1. 20代前半は、給与等のフロー収入(労働による収入)を得る
  2. 普段の生活費を節約し、できるだけ貯蓄率(貯金や投資する)を増やす
  3. FIRE達成後の生涯の支出を賄うのに十分な不労所得を得る:推定年間生活費の少なくとも25倍
  4. FIRE後は、資産運用を継続しつつ、毎年4%ずつ資産を取り崩し、その範囲内で生活する 
  5. 自由になった時間で自分のやりたいことをやる

貯蓄率が上がるにつれて退職までの時間が大幅に短縮されると結論付けることができる。 このため、FIREを追求する人々は、収入の50%以上を貯蓄しようとしている[7]。75%の貯蓄率では、「4%の安全な資産の取り崩しルール」によって提案されている生活費25年分の貯蓄には10年もかからない。

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/FIRE_ムーブメント

ポイントとしては、20代前半の内に、できる限り質素倹約生活を実践し、浮いたお金を預金と投資などの資産運用に回し、年間必要生活費の25倍の資産を作り出す。それができれば、その後は、資産運用のリターン=不労所得を継続的に得続けることで、リタイヤ後の生活を続ける。ただし、資産を減らさないためには、実質利回り4%以上のリターンを継続して実現しなければならないことになる。

ここで、この4%ルールの根拠としては、下記の記事を参照してください。

トリニティ大学の Philip L. Cooley らが、1926年~1995年の過去データを使って計算した所、アメリカ居住者が、資産をアメリカ株式(S&P 500)とアメリカ債券(長期高格付け社債)で株式と債券を75:25にして資産運用し、インフレも加味して初期資産の4%に相当する金額を毎年取り崩した場合、資産が0ドルより多く残る確率は、25年後は確率100%、30年後は確率98%という計算結果になった

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/FIRE_ムーブメント

これは、米国で発生した理論であり、米国株式S&P500という投資信託と、米国債券に75%:25%の配分比率で資産運用すれば、年間リターンが、4%以上が担保され、25年後に資産が0ドル以上残る確率が100%あったという事実に基づくものです。ただし、1926年から1995年の過去のデータで計算した結果であることにも注目する必要があります。当然、未来のことは神のみぞ知る。

では、日本において、2020年代の現在において、40歳でFIRE達成して、80歳を寿命仮定し、40年間継続して年率4%を達成することは可能なのか?検討してみましょう。

東証(東京証券取引所)で扱われている日経225インデックスファンドの10年年率リターンが、約12.09%であった。日本国債や社債の3年年率リターンは、0.4~1.5%というものが多いようです。

10年間であれば何とかなりそうですが、40年先のことなど、ほんと神の領域ですね。

図1.インデックスファンドのリターン例
出典:モーニングスター社ウェブサイト https://www.morningstar.co.jp/FundData/Return.do?fnc=2009102801

*仮定400万円×25倍=1億円の資産ができて、毎年4%:400万円以内で生活すれば、一生不労所得で生活可能という理論になります。現実的には、まず、1億円を作り出すことができるかどうかです。もし、仮に実現できたとして、400万円で生活するとなると、FIRE後も一生遊ぶ余裕はないでしょう。

FIRE後も、自分の好きな仕事で収入を得たり、できるだけ、資産運用で高いリターン得て、更に資産を増やしていくことができれば、この理論もより現実的になりそうですが、まず、最低でも、1億円の資産を作り出すことが、かなりハードルが高いと言わざるを得ない。というのが現実ではないでしょうか。

ジム・ロジャーズ氏という伝説の投資家

ジム・ロジャーズ氏のプロフィールを簡単にまとめたものを、図1に示す。

ジム・ロジャーズ氏のプロフィール 筆者作成

ジム・ロジャーズ氏の場合は、引退後も様々な仕事をしたり、世界中を冒険したり、自分の思い描いた人生を満喫されているようですね。完全に経済的に独立した状態を達成した上で、さらに、好きなことを実践することで、そこから更に収入が得られるという、夢のような人生ですね。

しかし、そこに至るまでに、誰よりも努力をしていたようです。詳細は、別記事に譲ります。

まとめ

FIREFinancial Independence, Retire Early)とは、 経済的な独立と早期に退職することを目標としたライフスタイル

フロー収入とは、何らかの労働の対価として得られる収入のこと

ストック収入とは、毎月定期的に労働しなくても得られる収入のこと

FIREの手順

  1. 20代前半は、給与等のフロー収入(労働による収入)を得る
  2. 普段の生活費を節約し、できるだけ貯蓄率(貯金や投資する)を増やす
  3. FIRE達成後の不労所得を得る:推定年間生活費の少なくとも25倍
  4. FIRE後は、資産運用を継続、4%ルールで資産を取り崩し、その範囲内で生活する 
  5. 自由になった時間で自分のやりたいことをやる

現実的には、まず、1億円を作り出すことができるかどうか→かなりハードルが高い

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