
あぁーーーー!なんか、無性にバスケやりたいーーー!!!
って思ったことない?

あるある。
最近、話題のスラムダンクの映画も上映されてるしな。

だけど、バスケットゴールって意外とないんだよねー。
たまに公園にあるけど、空いてなーい!ってなるよね?
なんとかしてよー。

そんなあなたに朗報です。
無いものは自分で造るのみさ!
DIYが趣味でもあるケイが実際作ったから
独自にアレンジしてやってみれば?

えー!DIYで?簡単ならやってみるけど。
では、さっそく、教えてよー!
DIY(自作)でバスケットゴールを作成してみた
下の画像が、実際に自作したバスケットゴールです。家の構造を利用し、支柱無しのバスケットゴールが完成しました。設置場合によって、支柱を追加すれば、都合の良い場所に設置できそうです。

『THE FIRST SLAM DUNK』の映画に触発されて

2022年12月3日から上映が始まった、バスケマンガの金字塔と言われる「スラムダンク」の
映画『 THE FIRST SLAM DUNK 』 を見て、やっぱバスケっていいよなー。
リアルタイムでアニメを見ていた青春時代を思い出しながら、バスケットがやりたいという衝動を抑えられなくなり、その結果~
〇いつでも好きな時間にバスケがしたい ➡ 家にバスケットゴールがほしい↓
〇ネットで家庭用バスケットゴールを探すも高すぎて買えない↓
〇自分で造るしかない➡幸いDIYは趣味で苦にならない↓
〇DIY用のバスケットゴールをネットで探して見つかる意外と安い↓
〇DIYで造ってみた!
と、こんな感じで、構想から製作まで2週間で、と言っても、休日の4,5日で完成した。
同じように考えている方の、参考になればと思い、その全貌を記録としてブログの記事にしてみた。
DIYでバスケットゴールの作り方:予算1万円以内
目標としては、予算1万円以内で造ることにした。
作成の手順以下の通り!
- バスケットゴールを屋外に設置するためのポンチ絵を描く(設置場所検討する)
- 材料を具体的にリストアップしてコスト計算
- ネットと店舗で材料を揃える
- ゴール背面板や補強材の材料をカットして、組み立てる
- 好みの色に塗装する、ゴールの枠も塗装で描く
- 設置場所に固定する
- 完成 思う存分好きなだけ遊べ
DIYでバスケットゴールの作り方
1.屋外に設置するためのポンチ絵を作成する
まずは、バスケットゴールを設置する場所を検討して、取付け方を検討した。
家の外壁にちょうど良いでっぱりがあるので、その外壁をゴールの支柱として利用することとした。
それで、ざっくりとした全体像をイメージしたポンチ絵を描いてみた。下が、そのポンチ絵です。
取付ける場所によって、固定方法は工夫次第で、コストダウンできるので、検討しましょう。
*画像はタップ,or,クリックで拡大可能



なんとなく、固定方法も色々考えた結果、窓を避けるため中心をオフセットさせています。
家の躯体であるログ材の出っ張りに、ターンバックルと金具で固定することにした。
支柱がない分、コストダウンできる、ゴール下のスペースが空いてスッキリするなどのメリットがあることから、正解だった。
支柱を別途追加する場合は、ターンバックル無しでも良いかもしれません。公式のバスケットゴールの高さが3050mmと子供にとっては高いため、後から高さ変更できるように考えた結果、このような構造に至りました。
最初は、ミニバスケットの高さ2600mm程度にする要諦でしたが、意外と低いと判明し、結局のところ、3050mmに設定しました。
ちなみに、公益財団法人日本バスケットボール協会のウェブサイトで確認したところ、以下の設備規定資料があり、色々と参考になります。以下一部引用です。
1 適応範囲
この規格は、バスケットボール競技に使用する吊下式バスケット装置(以下「バス
ケット装置」という。)について規定する。中略
3 構 造
引用元:http://www.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/Facility-equipment_20210401.pdf
バスケット装置の構造は、次のとおりとする。
3.1 使用時におけるリングの高さは、床面からリング上面まで 3050±5mm であること。
公益財団法人日本バスケットボール協会
NBA公式サイトのルールブックも色々参考になります。ちなみに、ルールブックPDFファイルです。
Official-Playing-Rules-2022-23-NBA-Season.pdf
https://ak-static.cms.nba.com/wp-content/uploads/sites/4/2022/10/Official-Playing-Rules-2022-23-NBA-Season.pdf
2.材料を具体的にリストアップしてコスト計算
ポンチ絵から、必要材料をリストアップして、ざっくり、コスト計算してみた結果が下↓
- バスケットゴール ➡KAISER KW-649 :ネットショップで\2,000前後
- ゴール背面ボード ➡板厚10mmのベニヤ板:1800×900mmで\2,000前後
- 水性塗料 ➡白:200ml、ゴール枠線用:50ml :ピンキリ \1,000前後
- Lアングル長孔付き2本 ➡45×45×900mm :\1,000前後×2=\2,000
- ターンバックル 4個 ➡ 適宜のサイズ :\400×4=\1,600
- スポンジ 4個入り ➡\100
- 1×2材、金具、ビス、ロープ ➡\1,000
合計 \9,700ぐらい ➡ ベニヤ板のサイズは小さくてよい。
3.ネットと店舗で材料を揃える
各材料をネットショップやホームセンターで調達する。
バスケットゴールは、KAISER KW-649 が、ゴールとネットと、固定用ボルトナットのみで購入可能であり、しかも、2,000円前後と安価なのでおすすめです。

ゴール背面ボードとして、ベニヤ板、コンパネ用板など、屋外でも使用できる材料ならこれに限らず検討しても良いと思います。
また、ボードの寸法ですが、公式サイズだと、1800mm×900mmとかなり大きめなので、各自の環境によって、サイズダウンすることを検討した方よいです。
ゴールまでの公式の高さが、3050~3060mmと高いため、支柱で背面ボードを固定する場合は、転倒防止する対策が必要があります。その分、コスト高になるので十分検討が必要になりそうです。
4.ゴール背面板や補強材の材料をカットして、組み立てる
下図は、過去に既に裏面を塗装してあったベニヤ板を再利用しています。
補強用の板材とか最初に検討していた構造のため、余計な部材がついています。
これは失敗例です。最終的にポンチ絵の構造にしました。

- 背面ボードをカットする 1,000mm×600mm お好みのサイズでよい。形も自由に加工する
- Lアングルをボードの背面にビスで固定する:ゴールと干渉しない位置にすること。
- 補強の板材料を左右に固定する
- 適宜、取付けるための部材をボードに固定する
- ゴールを取り付ける位置の裏面には、板厚20mmぐらいの板材を固定する
- ゴールをボルト、ナットで固定する:4か所M8用のバカ孔加工が必要
- ゴールの取付は、塗装後に実施する
ざっくりと、こんな感じで作業を行えば、1日あればできると思います。
5.好みの色に塗装する、ゴールの枠も塗装で描く
ボードの加工が終われば、後は、お好みの色やデザインを施していきます。
今回は、家の外壁の色と合わせて、ホワイトと、枠線をパープルで塗装しました。こんな感じ

ちなみに、今回、水性塗料はこれを使用しました。もちろん、油性塗料でもOK。もちろん、水性塗料は、屋外用のものです。

ボード全面にホワイトを2度塗りした後、ゴールの枠線を塗りました。塗装が完了し、十分乾燥させたら、いよいよ、ゴールをボードに取り付けます。
背面板には、デザイン画を絵描いたりすると、さらにオリジナル性がアップしますが、今回は急いでいたため、シンプルにしました。
ゴールは、M8のボルトナットで固定するため、ボード4か所にM8用のバカ孔(φ10mm)加工が必要です。

ボードを屋外で使用するため、塗装は、2度塗りがおすすめです。
塗装が完了したら、ゴールをボルト、ナット、ワッシャーで固定する。
これで、バスケットゴールが完成です。あとは、設置場所に固定するのみ。
6.設置場所に固定する
外壁の出っ張りに、金具をビス止めし、ターンバックルを引っかける。
バスケットゴールは、ざっくり、10kg前後と意外と重たいのと、取付高さが、3m以上となるので、十分注意して作業することを忘れずに。
今回は、あらかじめ、シングルプーリー:いわゆる滑車を外壁に固定して、ロープでバスケットゴールを吊るし上げ仮固定をしてから、脚立に登り固定作業を行いました。

高所作業のため、できれば、2人作業で実施することをおすすめします。

7.完成 思う存分好きなだけ遊べ
あとは、思う存分に、好きな時間に、好きなだけ遊ぶだけです。
予算1万円で自作のバスケットゴールができて十分満足しています。
完成後は、毎週末子供たちと、好きなだけ遊んでいます。
ただ、少し、ゴールの振動と衝撃音が近所迷惑にならないか心配ですが・・・。
感想
今回、バスケットゴールがDIYでも十分できることが証明できました。
意外と簡単にできた。一番時間が掛かるのは、バスケットゴールの固定方法を考える時間でした。最初に考えた案は、固定が上手くいかず、失敗しました。ターンバックルを利用する案を思いつき成功しました。
高所作業時は、安全対策をお忘れなく!
次に、材料のカットなどの加工と、塗装の乾燥時間がかかりました。冬場の低温であったため、3時間以上は必要で、2度塗りしたので6時間かかることになるので、二週間の週末を利用して行いました。
以上がDIYでバスケットゴールを製作した記録です。
同じように、DIYでバスケットゴールを作ることを検討している方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。SEE YOU!!

人気ブログランキング
にほんブログ村