
サーフィンアイテムの選び方 【リーシュコード】
初心者コース3では、リーシュコードについて深堀していきます。安全にサーフィンをやるという点で、リーシュコードは非常に重要なアイテムになりますので、リーシュコードについての知識を習得していきましょう。
リーシュコードとは、サーファーとサーフボードを繋ぐための、伸縮性のある細長い樹脂製コードのことです。
サーフィンをやっていると、ゲティングアウト(パドリングで沖にでること)中に波に巻かれることや、波に乗っているときワイプアウトするこなどで、ボードが身体から離れて流されることが度々起こります。
その際に、ボードが他のサーファーやサーフボードに接触して、負傷させたり、損傷させたりする可能性があります。そのような事故が起きないように、必ず、リーシュコードを使用しましょう。

危ないので、リーシュコードは必ず、つけてくださーい。
リーシュコードの種類
リーシュコードは、足首とサーフボードの後端部とをつなぐためのコードで、ストレートタイプとコイル状に巻かれたコイルタイプがありますが、通常、サーフィンでは、ストレートタイプを選びます。
リーシュコードの直径は、波のサイズがひざ~頭ぐらいの波用で5mm~7mm、それ以上のオーバーヘッドサイズ、さらに大きな波用に、直径8~11mmなどがラインナップされています。
波の圧力は想像より遥かに強く、崩れ落ちる波をまともに食らってしまった場合、簡単にサーフボードが、真っ二つに折れてしまうぐらいの衝撃があります。

実際に真っ二つになった瞬間を目撃したことあるよ。波のパワーは半端ないね。
長さとしては、短い5フィート(約1.5m)~長めの12フィート(約3.7m)ぐらいのものがラインナップされています。
リーシュコードの構造は、足首に巻き付けて固定するため、ベルトの終端の内側に面ファスナー(ベルクロ、マジックテープ:登録商標)が取り付けられており、ベルトの外側にコードが、接続されており、スイベルで回転可能に接続されているものと、回転しない固定タイプものがあります。
サーフィン中に絡まってきたり、ねじれたりすることがあるので、スイベル付きの回転タイプなら、ねじれを抑制してくれますが、その分価格がUPしてしまします。
こんな感じのものです。下図が、足首に巻くベルトと、コードの接続部にスイベルジョイントになっいる。(スポンサーリンク)

リーシュコードの選び方
では、どのように選択すればよいのか?選択する際に条件としては、サーフボードの長さと、波のサイズを考慮する必要があります。
基本的には、サーフボードの長さに比例して、リーシュコードも長いものを選択する。
波のサイズに比例して、リーシュコードの直径も太いものを選択することになります。ただし、太くなると、それに従い、水の抵抗が大きくなり、パドリングに影響してきます。また、長さも同様の傾向があります。
安全性を考慮して、波のサイズが大きなときは、リーシュコードは太いも:7mm以上のをお勧めします。ワイプアウトした時に衝撃でリーシュコードが切れることがあります。ボードの長さ、波のサイズとリーシュコードをまとめたものが下表です。
リーシュコード長さ・直径 | ショートボード | ファンボード | ロングボード |
波:ひざ腰 | 長さ:6~7ft:直径:6~7mm | 長さ:7~8ft:直径:7~8mm | 長さ:9~10ft:直径:7~8mm |
波:頭ぐらいまで | 長さ:6~7ft:直径:6~7mm | 長さ:7~8ft:直径:7~8mm | 長さ:9~10ft:直径:7~8mm |
波:オーバーヘッド以上 | 長さ:6~7ft:直径:7mm以上 | 長さ:7~8ft:直径:8mm以上 | 長さ:9~10ft:直径:8mm以上 |
上表を目安として、自分のサーフボードの長さ、重量、波のサイズによって、検討してみましょう。数種類用意しておいた方がいいと思いますが、ビギナーサファーであれば、オーバーヘッドサイズ時は、海に入ることはないと思いますので、1種類あればよいと思います。参考にしてみてください。
以上、初心者コース3:リーシュコードについてはここまでになります。
この表には、記載していませんが、コンペティター用というものもあります。これは、サーフィンの大会用で、直径が5mm程度の細いもので、水の抵抗がより小さく抑えられるようになっており、強度的には細い分小さくなりますので、普段使うものとしては、避けた方が良いしょう。購入する際は、注意が必要です。

お疲れ様でした。まったきってねー💛。
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